12日、広告業界によると、チョ専務は最近、大韓航空の広告担当会社L社との会議中に担当者に向かって水のコップを投げたという。
ナッツ・リターン騒動で波紋を広げたチョ・ヒョナ(趙顕娥)大韓航空前副社長(43)がKALホテルネットワークの社長として経営復帰してから間もない。執行猶予期間に復帰したチョ・ヒョナ社長への物議が拡大する中での、新たなオーナー一家の“パワハラ”騒動だ。
チョ専務は会議に出席した広告会社のチーム長級職員が自身の質問に適時に返事ができずにいると、コップを床に投げた。担当者の方向に投げられたため水が飛び、それでも怒りがおさまらずに該当チーム長を会議室から追い出した。
L社は大韓航空の主要広告を企画した韓国内の広告会社だ。チョ専務は会議に出席した職員に、英国便広告キャンペーンに関連し英国の就航地を尋ねたことが分かった。
広告業界はクライアントが会議過程で不満を表わしたり問題点を指摘したりすることはあるが、水をかけて会議室から追い出すのは酷いという反応だ。また、L社の社長がチョ専務に謝罪したことも伝わり、“甲乙”の度が過ぎているとの指摘も出ている。
これに対し、大韓航空は「チョ専務がコップを床に投げたのは確かだが、L社の社長から謝罪を受けたとする内容は事実ではない」との立場を示した。以後チョ専務は会議に参加した広告代理店の職員に個別にメールを送って謝罪したという説明だ。
問題はチョ専務のこうした行動が初めてではない可能性があるという点だ。チョ専務は数年前にもL社との会議過程で、激怒と共に飲料水を投げていたことが分かった。
今回はL社のオンライン掲示板に職員が暴露したことで発覚しただけで、類似事例がさらにあるとのうわさだ。匿名のL社職員は「チョ専務が似た行動をとったのは初めてではない」と述べている。
一方、先月、経営復帰したチョ・ヒョナ氏は2014年12月、離陸準備中だった機内で、ナッツの提供サービスに憤慨し飛行機を戻らせた“ナッツ・リターン事件”で物議を醸した。
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