満18歳以上の参政権実現を呼び掛ける革新系の少数野党「正義党」の議員と市民団体(資料写真)=(聯合ニュース)
満18歳以上の参政権実現を呼び掛ける革新系の少数野党「正義党」の議員と市民団体(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが16日に発表した調査結果によると、選挙権年齢を現行の満19歳以上から満18歳以上に引き下げることについて、59.0%が「賛成する」と回答した。「反対する」は38.2%だった。選挙権年齢の引き下げは、政府が先月下旬に国会に提出した憲法改正案に盛り込まれている。

 調査は13日に全国の成人500人を対象に実施された。

 リアルメーターによると、選挙権年齢を満18歳以上、または満17歳以上に引き下げることに関し昨年1月4日に賛否を尋ねた際には、賛成46.0%、反対48.1%でほぼ拮抗(きっこう)した。それから1年余りで賛成する割合が大幅に上がった。

 今回、支持政党別にみると、進歩(革新)系与党「共に民主党」と革新系の少数野党「正義党」の支持者は選挙権年齢引き下げに賛成する意見が圧倒的に多かった。一方、保守系の野党第1党「自由韓国党」と保守系の野党第2党「正しい未来党」の支持者は反対が多数だった。無党派層は賛否がほぼ同程度となった。


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