韓国・釜山の日本総領事館付近の歩道に設置された徴用工像が設置から1か月で強制撤去された。(提供:news1)
韓国・釜山の日本総領事館付近の歩道に設置された徴用工像が設置から1か月で強制撤去された。(提供:news1)
韓国・釜山の日本総領事館付近の歩道に設置された徴用工像が設置から1か月で強制撤去された。

 31日午後2時、釜山東区庁は、歩行者の安全など交通の危険が発生する恐れがあるとし、「道路法第73条」及び「行政代執行法第3条第1項」により、徴用工像を強制撤去した。

 徴用工像の建設を主導した「強制徴用労働者像建立特別委員会」は徴用工像の強制撤去を阻止するため、この日午前9時、東区庁で政府関係者らと協議するなど多方面の努力をしたが、結局撤去された。

 警察は東区庁の要請により、約1500人の警官隊を動員し、東区庁の行政代執行を支援した。

 この日午後2時、区庁の行政代執行が開始されると、市民らは「徴用工像の撤去は親日だ」、「市民所有の徴用工像を奪取していく」、「窃盗行為だ」と糾弾した。

 なお、この過程で徴用工像撤去を阻止するため現場に集まった市民ら約100人と、警察の間でもみ合いが起きた。

 区の関係者は「徴用工像を歴史館に一時的に保管しておく」とし「強制徴用労働者像建立特別委員会側で、問題となる場所以外の別の場所を希望すれば、そちらへ移動させる計画だ」と述べた。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0