大勢の来場者でにぎわう「2018韓国観光フェスティバル」の会場(韓国観光公社提供)=(聯合ニュース)
大勢の来場者でにぎわう「2018韓国観光フェスティバル」の会場(韓国観光公社提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部と韓国観光公社が、減少した日本人観光客の呼び戻しを図ろうと「2018韓国観光フェスティバル」を12、13の両日に東京で開催した。

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 訪韓日本人旅行客の市場は今年3月に約5年半ぶりの高水準を記録した。4月は前年同月比29%増加し、5月と6月も増加率が20%を超えた。平昌冬季五輪の成功、朝鮮半島の平和的な雰囲気などによるイメージ改善が韓国旅行への不安解消などプラスの効果を生み出し、増加につながったとみられる。

 「2018韓国観光フェスティバル」では、「韓国再発見 #だけじゃない韓国」をテーマに一般向けの展示と公演、訪韓旅行商品の企画者を対象としたB2B(企業間取引)商談会、日本のオピニオンリーダーが出席する「韓国観光の夕べ」などが開かれた。

 同フェスティバルのために文化体育観光部次官をはじめ政府、地方自治体、業界の関係者で構成した合同誘致団が現地で誘致活動を展開した。

 観光公社は、フェスティバルの開催日が平日だったにもかかわらず、来場者が入場までに2~3時間並ぶほど盛況だったと説明した。

 韓国観光名誉広報大使を務める俳優のイ・ジョンソク、男性グループのMYNAME、超新星のメンバー、ユナクとソンジェによるユニット、Double Aceが出演したステージや公演の抽選には応募者が殺到し倍率が46倍にもなる人気ぶりだった。

 来場者のアンケートによると、韓国を旅行した回数が「15回以上」との答えが約20%に上った一方で、「1回もない」との回答も約12%に達した。観光公社は今回のフェスティバルがリピーターだけでなく新規訪韓客の需要を刺激する良い機会になったとみている。


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