2014年に金剛山で開かれた追悼式で献花する現代グループの玄貞恩会長(同グループ提供)=(聯合ニュース)
2014年に金剛山で開かれた追悼式で献花する現代グループの玄貞恩会長(同グループ提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は1日、現代グループの故鄭夢憲(チョン・モンホン)元会長の追悼式(3日)のため、妻の玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)グループ会長らが北朝鮮の景勝地・金剛山を訪問することを承認したと発表した。玄氏や現代グループ傘下・現代峨山の李栄夏(イ・ヨンハ)代表取締役ら、15人が訪朝する。 金剛山での追悼式は3年ぶりとなる。現代グループは金剛山観光事業に尽力した鄭氏が2003年8月に死去して以降、金剛山地域にある追悼碑前で追悼式を毎年開いていたが、16年以降は北朝鮮の核実験などに伴う南北関係の冷え込みを受けて開催できずにいた。 追悼式には北朝鮮側の関係者も参列してきたことから、玄氏が訪朝すれば中断している金剛山観光事業などに関する意見交換が自然と行われる見通しだ。 金剛山観光は08年7月に韓国人観光客が北朝鮮兵により射殺された事件を受けて中断された。観光事業の再開を求めている北朝鮮側の言及が注目される。
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