【高城聯合ニュース】韓国・現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長は3日、2008年から中断している金剛山観光事業について、年内に再開するのではないかと予想しているとし、「北側でもそのように期待している」と話した。 玄氏はこの日午前、夫で同グループの元会長、故鄭夢憲(チョン・モンホン)氏の追悼式を北朝鮮の景勝地・金剛山で行うため、金剛山観光事業を手掛ける現代峨山の李栄夏(
イ・ヨンハ)代表取締役らグループ関係者10人余りと共に訪朝。江原道・高城の南北出入事務所に戻った後、このように述べた。 金剛山での追悼式は3年ぶり。玄氏によると、グループ関係者のほか、北朝鮮側から朝鮮アジア太平洋平和委員会のメン・ギョンイル副委員長をはじめ約20人が出席した。 朝鮮アジア太平洋平和委員会は、金正恩(
キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)から積極的に協力して追悼式を支障なく進めるよう指示があったことを玄氏に伝えたという。 玄氏は、鄭氏が亡くなってから15年になり、金剛山観光が中断してから10年がすぎたが、これからは絶望ではなく希望のある話をしたいとしながら、「現代はこれまでの10年と同じく一喜一憂せず、淡々とわれわれの立場で最善を尽くす」と強調した。
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