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研究所は慰安婦被害者に関する研究事業を支援し、記録物や研究結果をまとめる。国内の複数の民間機関や博物館などにある関連資料をデータベース化し、保存価値があると判断された資料は国家記録物に指定して管理を受けられるよう支援する方針だ。また、日本や中国、東南アジアの史料も調査し、国内外に散在する慰安婦関連資料の保存策を講じるという。
歴史的な意味がある資料は女性家族部が運営する慰安婦被害者関連ホームページ(www.hermuseum.go.kr)に掲載し、国民が閲覧できるようにする。
研究所は正しい歴史教育推進の基盤づくりにも取り組む。
女性家族部の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)長官は研究所について、「世界に散在する慰安婦関連史料を集大成し、世界中の人が容易に資料にアクセス・活用できるシステムなどを構築し、世界の戦時下の女性人権に関する研究で中心的役割を果たせるようにしたい」と述べた。
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