トーマス・バッハIOC会長、2020東京五輪の南北合同参加を言及「IOCは常に開けた立場」
トーマス・バッハIOC会長、2020東京五輪の南北合同参加を言及「IOCは常に開けた立場」
国連総会出席のため米ニューヨークを訪問中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が26日午前10時20分(現地時間)、国連本部でトーマス・バッハIOC会長と接見した。

 キム・ウィギョム韓国大統領府報道官はこの日午後、書面を通して文大統領は「常に激励してくださるおかげで、ついに2032年夏季五輪の南北合同誘致に関して北朝鮮とも合意がなされた」と述べたと伝えた。

 これにバッハ会長は「先週の平壌(ピョンヤン)での成果を祝福したい。韓国と北朝鮮が2032五輪を合同誘致すれば、2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪から始まった努力が2032夏季五輪で一つの円を描き完成する意味があるだろう」と話した。

 また、「必ず成果があると期待している。大統領がこの2か月間で成し遂げた成果に対して、また、朝鮮半島と全世界に貢献したことに対して、自負心を持ってもいいと考える」と述べた。

 バッハ会長はさらに「IOCはこれに対して常に開けた立場だ。8月にお目にかかって既に2つの国家オリンピック委員会(NOC)と南北が合同で2020東京五輪に参加する方案を協議し始めた。来る11月に日本を訪問して安倍首相に会っても南北選手団が成功裏に五輪に参加できる方案を話すだろう。大統領も安倍首相と相談する時間を設けることを願う」と言及した。

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