故チェ・ジンシルの母、10周忌法要終えて心境告白 「最後まで孫たちの責任果たす」

去る2日午前、故チェ・ジンシル（享年40）の息子ファニ君と娘ジュニさんが母親の墓地がある京畿道（キョンギド）楊平郡（ヤンピョングン）西宗面（ソジョンミョン）カプサン公園を訪れ、故人の10回忌法要に参列した。

チェ・ジンシル の最新ニュースまとめ

　母親チョン・オクスクさんは、チェ・ジンシルの息子ファニ君と娘ジュニさんと共に姿を見せ、2人の孫と手を繋ぎながら墓前の前でチェ・ジンシルとの思い出に涙を流した。

　追悼式と法要後、チョン・オクスクさんは「10年間、忘れずにジンシルのために集まってくださり、心より感謝申し上げます」と参列者に一礼した。
　
　近況を問われると「娘を忘れて生きることなんて、できなかった。一日も、一時間も忘れたことはありません。娘の写真をリビングルームに飾り、私が座るとよく見える場所に置いて、いつも話しかけています」と明かした。

　また、チェ・ジンシルに語りかけるように「私がどのように10年間を生きてきたのか、あなたは知っている？あなたが私を見守っていてくれていると思っているよ。そう遠くない日に、息子と娘も大きくなって、私は老いて、心と体が追いつかなくなって、あなたのもとへ行くよ。あなたが空の上でよく見守ってくれて、息子と娘が健康にここまで育ってくれて感謝している。苦労した甲斐があったと思う。弟（チェ・ジニョン/自殺により死去）と仲良く暮らしていてね。そう遠くない日に（私も）行くからね。あなたの息子と娘は、最後まで私が責任をもって育てるから。ゆっくりと休んで…」とメッセージを伝えた。

　一方、チェ・ジンシルは1988年、MBC特採タレントとしてデビューし、ドラマ「嫉妬」、「星に願いを」、「バラ色の人生」、映画「マヨネーズ」などに出演して大人気を博した。だが2008年10月2日、人気・実力共に絶頂の中、40歳で生涯を閉じた。