<野球>韓国代表監督、代表選抜過程での物議に言及「国民感情や青年たちの心を理解できなかった」
<野球>韓国代表監督、代表選抜過程での物議に言及「国民感情や青年たちの心を理解できなかった」
野球韓国代表のソン・ドンヨル監督(55)が4日午後、ソウル市内で記者会見を開き、「アジア大会2018ジャカルタ」代表選抜過程での疑惑を釈明した。アジア大会で金メダルを獲得してから約1か月ぶりの公の場となる。

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 この日の記者会見でソン監督は韓国内で物議を醸しているオ・ジファン(28、LGツインズ内野手)の選抜問題について「コーチングスタッフでのマルチ要員も考えたが、マルチポジションになる選手のうち成績が沿う選手がいなかった。当時オ・ジファンは遊撃手のうち2番目(キム・ハソンの次)に良かった

 ただし、「国民感情や青年たちの心を理解できなかったようだ。成績(金メダル)だけを考えたことを申し訳ないと思う」として国民と野球ファンに了解を求めた。

 これを前にオ・ジファンに関する疑惑が報じられていた。彼が兵役逃れを望み請託によって代表入りしたという内容だ。韓国ではアジア大会で金メダルを獲得すれば兵役免除となる。約2年間の兵役期間はアスリートにとって致命的でもある。今年のアジア大会で兵役免除となったのは42人にものぼる。また野球の場合は相手国家の選手が社会人(プロではない)の場合も多く、その点も指摘されていた。

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