“性犯罪被害に関する国民請願に同意”スジ(Miss A)側「違法行為ではない」=ワンスピクチャースタジオ訴訟初弁論期日(提供:OSEN)
“性犯罪被害に関する国民請願に同意”スジ(Miss A)側「違法行為ではない」=ワンスピクチャースタジオ訴訟初弁論期日(提供:OSEN)
ワンスピクチャースタジオ側がガールズグループ「Miss A」のメンバーで女優スジと国民請願文を作成した市民を相手に提起した損害賠償訴訟と関連し、初の弁論期日が開かれた中、スジ側が立場を明らかにした。

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 25日、ソウル南部地方裁判所ではワンスピクチャースタジオが、スジと法務部のパク・サンギ長官、国民請願文を作成した市民2人を対象に提起した損害賠償訴訟の初弁論期日がおこなわれた。

 YouTubeのスターであるヤン・イェウォンは自身のSNSを通じて、3年前にフィッティングモデルのアルバイトに志願したが、セクハラ被害にあったと主張した映像を掲載した。その後、青瓦台(大統領府)国民請願掲示板には該当加害者を処罰してほしいという請願が掲載され、スジがSNSを通じて公開的にこれを支持、署名人数が一夜で10倍に増加するなど、大きな波及力をもたらした。しかし、この請願に記載されたスタジオはヤン・イェウォンが名指しした加害者ではなく、事件発生後に他の人物が買収していたことがわかった。

 2016年1月、ワンスピクチャースタジオを買収したというイ氏はヤン・イェウォン事件と自分は無関係だとし、悔しさを訴えた。スジの公開謝罪にもかかわらず、スジと法務部のパク・サンギ長官、国民請願文を作成した市民2人を相手に民事訴訟を提起した。

 この日行われた初弁論期日で裁判所は「円満な調停の意思を問い、スジ側の弁護人は法律的にスジが違法行為をしたとは考えにくいとの判断をしているとし、ワンスピクチャースタジオに道義的な責任をもつが、調停と補償は別問題だと考えている」という立場を明らかにした。

 スジ側は今後、スジ本人と話をした後、調停や補償などについて検討する予定だ。

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