【ソウル聯合ニュース】韓国のアイドルオーディション番組で勝ち抜いたメンバーによるガールズグループ「IZ*ONE(アイズワン)」が29日午後,ソウルのオリンピック公園オリンピックホールでデビューイベントを行った。 午後4時には多くのファンが会場に集まり、応援するメンバーの名前などが書かれたカードを手にした10~20代の男性ファンも見受けられた。 12人組のIZONEはファーストアルバム「COLOR*IZ」を発表。2年6カ月の限定活動のスタートを切った。音楽専門チャンネルMnetのオーディション番組「プロデュース48」を通じて結成されたため、すでに多くのファンがいる。 「プロデュース48」は視聴者投票でメンバーを選抜した韓国のオーディション番組「プロデュース101」のシーズン3に当たる番組で、AKB48のシステムが取り入れられた。オーディションで勝ち残った12人のメンバーの中には宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美の3人の日本人メンバーが加わった。 メンバーのチョ・ユリは、シーズン1と2でデビューした女性グループのI.O.I (アイオーアイ)と男性グループのWanna One(ワナワン)のおかげで自分たちがあると思うとし、「素敵な先輩に続き、素敵なグループになれるように努力する」と抱負を語った。 寄宿舎での共同生活を送っているせいか、メンバーはだいぶ親しくなったように見えた。日本人メンバーの3人はAKB48の活動を休止し、IZ*ONEの活動に専念する。韓国語もうまくなったようだ。 矢吹奈子は「両国のシステムの違いや、言葉などにまだ慣れていない」としながらも、「今は周りの人たちが助けてくれて、多くのことを学び、韓国に適応している」と話した。 宮脇咲良と本田仁美は「日本ファンたちが少しさびしがるかもしれない」とし、「2年半という時間でどれくらい成長することができるか挑戦したいから応援してほしい」と話した。 韓日混合グループであるため、チームワークを固めることが重要だった。 クォン・ウンビは番組を通じて、多数決の原則に従うようになったとし、「1人ずつ意見を聞いて、最も多い意見に従う」と説明した。 番組で1位になり、グループのセンターになったチャン・ウォンヨンは「番組を通じて確かめた友情があったため、親しくなるのに問題がなかったようだ」と強調した。また「センターとして責任感があるのは事実」とし、責任の重さを理解し、迷惑をかけないようにしたいと付け加えた。 メンバーは韓国と日本で人気を得た少女時代を目標に挙げた。 チェ・イェナは「今、活動している先輩は皆、すばらしくて学ぶことが多いが、どうしても1組挙げるとすれば、少女時代」とし、「どんなコンセプトでも全て自分のものにする素敵なグループだと思う」と話した。 Red Velvet(レッドベルベット)のファンという宮脇咲良は、「本当に憧れている先輩だが、まだ会ったことがない。同じ舞台に立てればうれしい」と話した。 ファーストアルバム「COLOR*IZ」のタイトルは色をつけるという意味の英単語「Colorize」と同じ発音にしたもので、バラをコンセプトにしてメンバーの夢と情熱を表した。 フランス語で「バラ色の人生」という意味のタイトル曲「La Vie en Rose」も情熱で人生をバラ色に染めるというメッセージを込めた。
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