6月22日、モスクワで開催された首脳会談で握手を交わす文大統領(左)とプーチン大統領=(聯合ニュース)
6月22日、モスクワで開催された首脳会談で握手を交わす文大統領(左)とプーチン大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は13~18日に出席する東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議などを機に、ロシアのプーチン大統領、オーストラリアのモリソン首相とそれぞれ会談する。青瓦台(大統領府)の南官杓(ナム・グァンピョ)国家安保室第2次長が7日の会見で発表した。 中国の習近平国家主席やペンス米副大統領との会談も調整しているという。 文大統領は13~16日にシンガポールで開かれる韓国・ASEAN首脳会議やASEANプラス3(韓中日)首脳会議、東アジア首脳会議(EAS)に出席し、17~18日にはパプアニューギニアを訪れアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。 南次長は「今回の歴訪を通じ、朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和を構築するためのわが政府の政策、主導的な努力に関する国際社会の理解を深め、支持基盤を固めていきたい」と述べた。また、「政府の核心戦略課題の一つである『新南方政策』の主要パートナーとなるASEAN諸国との実質的な協力をさらに拡大、強化していくための方策を協議する」との方針を示した。 文大統領は新南方政策の履行を加速させるため、来年の韓国・ASEAN特別首脳会議の開催を提案する予定だ。メコン地域のラオス・カンボジア・ミャンマー・ベトナム・タイの首脳が出席する韓国・メコン首脳会議の開催意思も表明する方針という。 14日にはASEAN10カ国と韓中日の3カ国、オーストラリア、ニュージランド、インドの16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)首脳会議も予定されている。ただ、青瓦台の金顕哲(キム・ヒョンチョル)経済補佐官は「実質的な内容の妥結が難航しており、最終的な妥結は実現しない可能性もある」と説明した。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0