【東京聯合ニュース】岡山大の金恵淑(
キム・ヘスク)准教授が第1回日本熱帯医学会女性賞の受賞する。 日本熱帯医学会によると、金教授は熱帯医学分野での功績が認められ受賞者に決まった。 金教授は1990年代後半からマラリア治療薬の開発に携わり、「N-79」「N-251」という抗マラリア効果がある化学物質を発見した。これら物質は、従来のマラリア治療薬(飲み薬)とは異なり、軟こうタイプの治療薬としての開発が期待されている。 授賞式は10日に長崎大坂本キャンパスで開かれる第59回日本熱帯医学会大会で行われる。 金教授は聯合ニュースの取材に対し「熱帯病撲滅に向けたマラリア治療薬の開発・研究が良い評価を受け、受賞者に選ばれ肩の荷が重い。賞の重みにふさわしい研究成果を出せるよう、さらに研究にまい進したい」と語った。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0