「A.C.E」
「A.C.E」
10月13日(土)に韓国・ソウルで開催されたファンコン「To Be An ACE in Seoul」を皮切りに、11月から日本、アルゼンチン、チリ、メキシコ、米国の5カ国14都市を巡るワールドツアーに突入するなど、グローバルな人気を誇る実力派5人組ボーイズグループ「A.C.E」。

A.C.E の最新ニュースまとめ

 ソウル公演を大盛況のうちに終えた後、11月5日には末っ子ラインのチャンとキム・ビョングァンが参加したMBC週末ドラマ「私の愛の治癒記」のOST「オッチョミョン(Maybe)」がリリースされるなど、ますます勢いに乗っている彼らが、11月11日(日)大阪・堂島リバーフォーラム、12日(月)東京・Zepp Tokyoでの単独公演「A.C.E JAPAN TOUR - TO BE AN ACE」のため来日。
最近の韓国での活動や近況、ファンへの想い、さらには“「A.C.E」(エイス)”をもじったキーワードトークで、食の好みやナイスだった出来事などを今回も和気あいあいとした雰囲気で、楽しく語ってくれた。


Q.では今回は自己紹介を兼ねて、「秋といえば○○」を教えてください。

ドンフン:こんにちは。「A.C.E」のドンフンです。秋といえば、「A.C.E」のドンフンでしょう!性格も秋っぽいし、「A.C.E」で寂しさを担当しているので(笑)。
チャン:こんにちは。僕は「A.C.E」のメインボーカルと可愛い末っ子を担当しているチャンです。秋といえば、バターで焼いた銀杏焼きです!
ジュン:皆さん、久しぶりです。僕はリーダーのジュンです。よろしくお願いします。秋といえば、散歩です。散歩中、「A.C.E」の「Callin‘」を聴きながら、漢江で「Callin’」ダンスをするという感じで。だから、「A.C.E」と共に、ということですね(笑)。
キム・ビョングァン:「A.C.E」のキム・ビョングァンです。秋といえば、思い出です。僕だけがそうなのか分からないですけど、秋になると、起きて、朝の匂いをかぐと、子供の頃のことを思い出します。ときどき涙も出るし…。どうして僕がこうなったのかなって(笑)。
ドンフン:(ビョングァンが)泣いている姿を1回も見たことがないんですけど(笑)。
ワウ:僕はワウです。秋といえば、準備です。夏から冬になるための準備段階。夏暑かったのが、急に寒くなってしまったらよくないですから。
キム・ビョングァン:ちょっと説明を付け加えるなら、冬は食糧が不足するじゃないですか。収穫の秋、そういう感じで、冬への準備ということです。
ワウ:冬眠をするための準備というのもあります。
キム・ビョングァン:冬はずっと寝ていたい、って話じゃないよね?(笑)
一同:(大爆笑)


Q.10月13日にソウルで2度目のファンコン「To Be An ACE in Seoul」を開催されましたが、どうでしたか?

キム・ビョングァン:すごく良かったです!ことし3月に続いて、7か月ぶりにファンの皆さんに会ったんですけど、すごく会いたかったし、ファンコンを1年に2回もできる機会を作ってくれて、本当に感謝しています。その応援に応えるために、頑張ろうと思いました。
チャン:新人の僕たちが1年に2回もコンサートをするというのは、簡単なことじゃないんですよ。
ジュン:異例的なことです。1年に2回って。
チャン:同じ国で、しかも僕たちが活動している韓国でコンサートをするというのは難しいことなんですが、それをやり遂げたということに関して、誇らしく思っています。いつもステージは、心残りな部分がなければいいんですけど、それがあるからこそ、次のステージをもっと頑張ろうという気持ちになり、10月のソウル公演も上手くできたと思います。


Q.ソウル公演には日本、中国、欧州など各国からファンが詰め掛けたようですね。

ジュン:韓国での公演だけでなく、日本とか海外で公演するときも、いろんな国からファンの方たちが来てくださるんですが、そのたびに、こんなにたくさんの国で、僕たちの音楽を聴いてくださる方たちがいるんだ、ということを感じながら、不思議な気持ちになります。そして、ファンの皆さんから、「いつか私たちの国にも来てください」と言われると、絶対に行かなきゃと思うし。いまはそういう約束を1つ1つ守っていっていると思うので、すごくうれしいです。
ドンフン:好きなアーティストのために、飛行機に乗ってくるということ自体が、簡単なことではないと思うので、感謝すると共に、もっと頑張らなきゃという気持ちになります。だからこそ、ステージに対する心残りがもっと大きいのだと思うし、少しでも、満足のできないステージだとストレスも受けたりするし。
チャン:だから、僕たちもっと頑張ります!


Q.最近、チャンさんとキム・ビョングァンさんがドラマ「私の愛の治癒記」のOST「オッチョミョン(Maybe)」に参加し、PVも公開されましたが、どんな曲ですか?

キム・ビョングァン:すごくトキめいてドキドキし、軽やかながらもくすぐったいような曲です。片思いをしているんですが、もしかしたら、彼女も僕のことをよく思ってくれているのではないか、僕たち、可能性があるのではないか。でも、彼女が僕のことを嫌いだったらどうしよう、と心配する気持ちもあって…。それでも、この気持ちを止めることはできない、そういう内容の歌詞です。
チャン:可愛い曲ですね。ドラマOSTとしてもいい曲だし、曲自体すごくいいので、そういう曲を歌えることに感謝しながらも、不思議な感じです。そして、今回、この曲をレコーディングしたり、ミュージックビデオを撮影したりしながら、次は5人で感性を爆発させるような曲を歌ってみたいな、ということをずっと思っていました。


Q.ドラマOSTということで、いつもの「A.C.E」の曲とは雰囲気が違ったと思いますが、大変な部分はありましたか?

キム・ビョングァン:僕はバラードに弱いんですよ。ビート感のある曲が好きなので。そういう部分で大変でしたけど、自分にとっていろいろな面でタメになりました。
チャン:僕は元々バラードが好きなので、特に大変だったことはなかったです。実力的に足りない部分はもっと補っていかなきゃいけないというのは、前から思っていたことだし、またOSTを歌える機会があったら、次は5人で歌えたらうれしいです。


Q.ドンフンさん、ワウさん、ジュンさんは2人のOSTを聴いてどう思いましたか?

キム・ビョングァン:(ジュンに)聴きましたか?
一同:ハハハハハ。
ジュン:ねぇ、聴かないってことある!? 
キム・ビョングァン:ジュン兄はいつも、聴いたら何か言ってくれるのに、今回は何もなかったので。
ジュン:聴いたんですけど、ミュージックビデオで見たんですよ。弟たちのミュージックビデオが出るというので。そしたら、歌も歌ですけど、ミュージックビデオでスイートな男に変身していて、女優さんと演技をしている部分もあったので、“うわ~、この2人、いままで見たことがない姿だなぁ”って。ちょっと違う人を見ているみたいで、ヘンな気持ちになったんです。それで、何も言えなかったんです。“知らない間に、大きくなったなぁ”って(笑)。
ドンフン:末っ子ライン2人が歌うというので、ビート感のある曲とかノリのいい曲だと思っていたんです。そしたら、すごく甘い曲で。でも、新鮮な感じがしました。チャンは元々そういう曲はたくさんやっていましたけど、ビョングァンはほとんどやったことがなかったので。
キム・ビョングァン:(踊りながら)僕はこういうビート感のある曲が好きなので(笑)。
ドンフン:それに、ミュージックビデオで傘をさしているシーンとかを見て。
キム・ビョングァン:(驚いて)うわ~。その日、よりによって、雨が降っていたから、そういうシーンじゃなかったのに、急遽その場で、傘を使って撮影することになったんです。でも、面白かったです。
ジュン:演技、良かったですよ。
チャン:いまの「良かった」という言葉に魂が入っていないです(笑)。
一同:(大爆笑)
ジュン:いえいえ。ビョングァンが、自分で首を締めるようなシーンがあるんですけど。
キム・ビョングァン:そんなところ見たの!? 
ジュン:「息が詰まるように」というような歌詞じゃなかった?首を絞めていて、その瞬間、僕も息が詰まりました(笑)。それで、静かに停止ボタンを押しました。
一同:ハハハハハ。
キム・ビョングァン:僕はその前に、停止ボタンを押しましたけど(笑)。
ジュン:まぁ、それは冗談として、楽しく見ました。すごく良かったです。
ワウ:僕もミュージックビデオを見たんですけど、演技力を見て…。
ジュン:歌より演技?
ドンフン:演技力についてああだこうだ言う人ではないと思うんだけど(笑)。
ワウ:歌は耳に入ってこなかったです(笑)。演技力を見て、オッチョミョン(もしかしたら)、欲を出せば、いい俳優になるかもしれないと思いました。
キム・ビョングァン:じゃあ、僕たち2人、どんな役を演じたら、上手くできると思う?
ワウ:チャンは成長ドラマ!
チャン:あ~、学園モノみたいな。例えば、ドラマ「四捨五入」とか。僕、そういうの好きです。
ワウ:そして、ビョングァンの場合は…。
ジュン:「タチャ」?
チャン:「デスノート」?
ワウ:「タチャ」もいいんですけど。
キム・ビョングァン:「タチャ」だったら何役?
ワウ:演技力がすごく必要な、アグィ役とか。
キム・ビョングァン:悪役ですね(笑)。


Q.そういうワウさんは、自分だったらどんな役を演じてみたいですか?

チャン:ロボット役!
キム・ビョングァン:ねっとりしたような役!
ジュン:あっ、すごく似合う役を思いつきました!「ドラえもん」のジャイアン!
キム・ビョングァン:もう1つあります!もし演技力が素晴らしかったら、「華麗なるギャツビー」のレオナルド・ディカプリオが演じた役。
一同:(納得したように)あ~。
ワウ:(笑いながら)メンバーたちが言ったような役がいいと思います。


Q.メンバーの皆さんは、普段ドラマは見ますか?

キム・ビョングァン:ドンフン兄とワウ兄はよく見ています。ジュン兄は…。
ジュン:僕は映画をよく見ます。
キム・ビョングァン:時代劇が好きですね。
ジュン:(時代劇での一場面を再現するように)「ネ イノム~(おい、貴様)」!
一同:(大爆笑)
キム・ビョングァン:チャンも人気ドラマを見る方ですね。「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」とか。
ジュン:弟たちはアニメが好きですね。よく見ています。
キム・ビョングァン:最近、すごく面白い日本のアニメが多くて。「転生したらスライムだった件」は本当に面白い!
チャン:僕はスポーツアニメが好きなので、「ハイキュー!! 」は全部見たし、「黒子のバスケ」も見ています。
キム・ビョングァン:ドラマの話が出たので、僕オススメしたいドラマがあります!「手 the guest」という韓国で旋風を巻き起こして終わったドラマです。僕が人生で3番目に見たドラマなんですけど、キム・ドンウクさん、キム・ジェウクさん、チョン・ウンチェさんが出演しています。ただし、注意事項として、“怖い”ということをお伝えしておきます(笑)。


Q.日本公演が終わった後、ワールドツアーが続くと思いますが、今後の活動への意気込みをお願いします。

ジュン:まずはファンの皆さんに、感謝しているということを言いたいです。今回は行ったことのない国にも行く予定で、公演を通じて、僕たちを初めて見る方もたくさんいらっしゃると思いますが、そんな方たちに、「ありがとうございます。皆さんのおかげで、この場に来ることができました」ということを言いたいです。そして、ワールドツアーを回るのに1か月ぐらいかかると思いますが、その間、メンバーたちが体調を崩さず、無事に終えられるように、ということが一番の願いです。


Q.では、ここからは「A.C.E」(エイス)をもじったワードをキーワードにし、質問をしていきます。まず、皆さんの好きな“アイス”は?

キム・ビョングァン:韓国の「パントア(PANGTOA)」。カステラパンの間にアイスが挟んであるものです。
チャン:僕はソーダ味の「ガリガリ君」。
ドンフン:ミントチョコ。
キム・ビョングァン:ジュニ兄は「ポラポ」のグレープ味じゃない?
ジュン:それもあるけど、「ハーゲンダッツ」!
ワウ:僕は「サーティワン」の「お母さんは宇宙人」、「恋に落ちたイチゴ」とか。


Q.「サーティワン」ですよね?日本では聞いたことのないアイス名ですが…。

ワウ:えっ!? 日本にはないんですか?
チャン:「風と共に去りぬ」とか。
(メンバーたちが「サーティワン」アイスの名前でひとしきり盛り上がる)
ワウ:でも、僕が一番好きなのは、「不思議な国の綿菓子」。綿菓子味のアイスです。


Q.では次の質問。“ライス(ご飯)”がススムおかずは?

キム・ビョングァン:スパム。
ドンフン:サムギョプサル。
チャン:ラーメン。僕にとっては麺がおかずです(笑)。
ワウ:カンジャン(醤油)。
キム・ビョングァン:この後、ワウ兄が、カンジャンと白米だけを食べている映像をアップしようと思います(笑)。
ジュン:ケランチム(蒸し卵料理)。
キム・ビョングァン:ジュン兄は、前なんかヘンなものとご飯を食べてなかった?
ドンフン:ジュンはよくヘンなものを食べるんです(笑)。
キム・ビョングァン:すごく衝撃的だったんだけど、何だったっけ?
ジュン:お寿司を冷たいスープにつけて食べました(笑)。
ドンフン:それ、間違ったんじゃなかった?
ジュン:そうそう(笑)。


Q.最近、“ナイス”と思った出来事は?

ワウ:映画「アリー/スター誕生」を見たんですけど、最後に、“あ~、だから歌を歌うんだ”と思った名シーンがあって、それを見たとき、ナイス!と思いました。
ドンフン:この前のソウル公演で、「チョイス」(=「A.C.E」のファン)というすごく美しい方たちに会ったのがナイスでした。
キム・ビョングァン:僕もソウルでのファンコン。それから、OSTもナイスでした。
チャン:今回、日本に来たこと。また来ることができて、ナイスでした!
キム・ビョングァン:そして、きょう飛行機を降りたら、天気が良くてナイスでした。韓国は雨だったので。
ジュン:僕は最近、時間があるとき、自作曲を作っているんですけど、いい曲ができています。ドンフン兄も、ワウ兄も、チャンも曲作りをしているんですけど、ナイスな曲だと思います。お披露目は…、カミングスーン!いつになるか分からないんですけど(笑)。
ドンフン:近い将来のカミングスーンではないよね。
ワウ:だから、“スーン”はとったほうがいいね(笑)。


Q.4人が曲作りをしているということなんですね。それぞれどんな曲を作っているんですか?

ドンフン:いろいろなジャンルの曲を作っているんですけど、どちらかというと、感性的なものが好きなので、自分がいま感じている感情を表現する曲をたくさん作っています。
ジュン:僕はアコースティックな雰囲気のバラードとか、ビート感のある曲を作っています。
ワウ:僕もリズム感のある、テンポのある曲が好きなので、そういう曲を作っています。
チャン:僕はダークで憂鬱な雰囲気の曲か、全く逆のノリノリな曲。その中間、というのが上手くできないので、明るいか暗いかなんですけど、曲を作るのがすごく面白いです。


Q.では最後に魅力的な“ボイス”で、ファンの皆さんに甘いメッセージをお願いします。
ジュン:(日本語で)日本のファンの皆さん、ジュンです。本当に愛してるよ~。サランハムニダ。(照れまくり)ハハハハハ。
ドンフン:(日本語で)日本のファンの皆さん、僕はドンフンです。愛してるよ~。
ワウ:こんにちは。「A.C.E」のワウです。これが音声で流れるなら、スピーカーに耳を傾け、文字で出るなら、画面に耳を傾けてください。皆さん、これはヒミツなんですけど、皆さんをすごく愛しています。ヒミツ恋愛です(笑)。
キム・ビョングァン:皆さん~、どれだけ会いたかったか分かりません。日本で公演をした思い出が積み重なっていき、いつも来たいと思っていたんですが、天気が良い日に飛行機を降りて、やっぱり神様が僕たちの出会いを祝福してくれたみたいで、すごくうれしかったです。僕たちの出会いは運命です。
チャン:(日本語で)皆さん、お久しぶりです。僕たち「A.C.E」が日本に来ました。これからも僕たちのそばにいてください。愛してる~



 インタビュー中、特に盛り上がったのがアイスの話。特に、「サーティワン」のアイス名が日本とは違い、韓国ではユニークな名前が付けられているそうで、ひとしきり盛り上がっていた。

 また、日本語も少しずつ上達しているメンバーたち。覚えた日本語を使おうという姿勢も垣間見られ、キム・ビョングァンは「参上~」とニコニコしながら席に着き、「クレヨンしんちゃん」で覚えたという言葉も披露してくれた。
会うたびに、成長を見せ、新たな姿を見せてくれる「A.C.E」。この後のワールドツアーでも、さまざまな経験を経て、さらなる成長を遂げていくことだろう。


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