東海線(資料写真)=(聯合ニュース)
東海線(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】南北鉄道・道路の連結・近代化事業の着工式を間近に控え、朝鮮半島東側の東海線道路の北朝鮮側区間を現場点検する韓国側実務者約10人が21日午前に北朝鮮へ向かった。

 

 統一部と国土交通部の課長級を共同団長とする点検団は、23日まで高城から元山までの約100キロの道路を点検し、韓国に戻る。24日に再び訪朝し、朝鮮半島西側の京義線道路の一部も調べる計画だ。

 統一部は、今回の点検は調査のための装備を持たない「現場訪問」の意味合いが強いと説明している。

 南北は北朝鮮・開城にある板門駅で26日、京義線・東海線の鉄道と道路の連結・近代化に向けた着工式を開催する。

 鉄道については、今月17日までに京義線と東海線の北朝鮮側区間に対する南北共同調査をいずれも終えている。一方、道路については8月に京義線の共同調査を行ったが、東海線の共同調査日程はまだ決められずにいる。着工式が迫っていることから、東海線道路については共同調査の代わりにひとまず現場点検を行うことで南北が合意した可能性がある。


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