「肉体と精神すべて渾身の力をつくした」

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清純美女チェ・ミンソが次期作『かつら』(監督:ウォン・シヨン、制作:コリアエンターテイメント)のために長い髪をばっさり切って、ぼうず頭にしたことはよく知られた事実。

これ以外にも1日記者試写会を通じてマスコミに公開されたホラー『かつら』には、全裸露出を含め、セクシーダンス、1人2役など身を惜しまない主人公チェ・ミンソの熱演の跡があちこちに染み込んでいる。

映画『かつら』は坑癌治療で髪が全部抜けてしまったスヒョン(チェ・ミンソ)が姉シヒョン(ユ・ソン)から誰かの記憶が込められたかつらをもらいながら巻き起こる恐怖を描いた作品。

充分に細いスタイルだがチェ・ミンソは「劇中痩せほそっている癌患者“スヒョン”を效果的に表現するため、必死のダイエットを始めた」とはにかむように告白した。

このために映画初盤、一糸もまとわぬ裸身で浴槽にうずくまり、座って病魔とかろうじて闘うやつれたスヒョンを演じるチェ・ミンソの苦痛がいっそう倍になって観客に近付く。

また、入浴後後全身を拭っていたタオルをはずし、姉ユソンに背中を拭いてくれといいながら、やつれた後姿で鏡の前に立つ部分も、やはりダイエットに励んだチェ・ミンソの努力が輝かしかった(?)という関係者たちの評価だ。

また、後半部で1人2役に挑戦したチェ・ミンソは「顔に7~8時間もかかる特殊メークをした」「上半身が画面にそっくりそのまま出るシャワーシーンなので、胸の方にも特殊メークをしたが、私が見ても気味悪かった」と言いながら笑った。

続けて「ホラームービーらしく、激しい死闘と感情がまじった高度な芝居を要するシーンが多かった」と明らかにしたチェ・ミンソは 「体重減量のためにあまりご飯が食べられなく体力的に大変な状態で、結構打撃を受けた」とこっそり教えてくれた。

一方、チェ・ミンソは「最後の方には、撮影していてかつらを脱ぐと、力も抜ける気持ちだった」「髪の毛が段々伸びてきて、頭のサイズに合わせたかつらがどんどん小さくなって、あせもまでできた」と言う苦労談を打ち明けたりした。

しかし「今まで、あまりたくさんの作品はやって見なかったけれど、今度は無条件一所懸命にやろうとベストをつくした」「観客たちの審判に謙虚に従う」と覚悟を押し堅めている。

芝居魂を燃やした女優チェ・ミンソの、破格的な変身が期待される映画 『かつら』は、来たる12日に公開される。

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