不二越に2審も賠償命令…被害者に1億ウォン(約970万円)の賠償命じる=韓国
不二越に2審も賠償命令…被害者に1億ウォン(約970万円)の賠償命じる=韓国
日本統治時代、太平洋戦争中に朝鮮女子勤労挺身隊員として軍需工場に強制動員された韓国人女性らが日本機械メーカーの不二越を相手に起こした損害賠償請求訴訟の控訴審判決で、裁判部は一審判決を支持し、同社の控訴を棄却した。

 ソウル中央地裁民事控訴11部は23日、イ・チュンミョンさん(87)が不二越を相手に提起した損害賠償請求訴訟で、被害者に1億ウォン(約970万円)の賠償を命じた一審同様、原告の一部勝訴判決を言い渡した。

 イさんは控訴審判決後、取材団に向けて心境を打ち明けた。彼女は「気持ちは最高。日本政府は韓国人を踏みにじったことを反省しなければならない」とし、「亡くなった両班(ヤンバン)も恨みを持ったまま(天国に)行った」と話した。

 これを前にソウル中央地裁は去る18日、元勤労挺身隊員ら27人が不二越に求めた別途の損害賠償請求控訴審でも、原告の一部勝訴判決を下した。


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