康長官はこの日午前8時ごろ、黒いスーツ姿でキム・ボクドンさんの遺体が安置されているソウル市内セブランス病院葬儀場を訪れた。
康長官は蝶の形をした紙に「私たちの心と歴史の中にずっと残ってください」と追悼の言葉を書き、壁に貼った。康長官は祭壇の前で30秒ほど黙とうをささげた後、ユン・ミヒャン正義記憶連帯代表や遺族とあいさつを交わした。
康長官は弔問後、ユン代表にキム・ボクドンさんの最近のようすなどを尋ね、対話を交わした。
ユン代表は「病院側から危篤だと言われ、2回駆けつけたことがあり覚悟していた」とし「(キム・ボクドンさん)亡くなる前に母親に会いたいとおっしゃった。凄絶に闘っておられたが、残念だ」と述べた。すると康長官は小さな声で「申し訳ない」と答えた。
康長官は葬儀場を出た後、「和解・癒やし財団」設立のために日本政府が拠出した10億円の処理方法や解決策などを問う記者の質問には、何も答えなかった。
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