ソウル高裁は30日、被害者5人が不二越を相手に提起した5億ウォン(約4900万円)台の損害賠償請求訴訟で、被告側控訴を棄却を棄却し、「不二越が被害者1人当たり1億ウォンを支給せよ」と原告一部勝訴の判決を言い渡した。
今回の訴訟に原告として参加したのは5人だ。
5人は強制労働など反人道的不法行為で精神的、肉体的、経済的な被害を受けたとし、2015年4月に不二越を相手取り1人当たり1億ウォン(約980万円)ずつ、計5億ウォンの慰謝料を請求する訴訟を起こした。
2016年11月、一審は「証拠を総合すると、当時、満12~15歳の幼い少女たちであったにもかかわらず、過酷な環境で危険な業務に従事した」とし、「ひどい精神的苦痛を受けたというのが、経験則上明らかで、韓国の民法に基づき、不法行為責任がある」と判断した。
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