SBS水木ドラマ『ルル姫』が、ゴルフ場競技補助員(キャディー)を、性的に卑下する内容を放送し、物議を醸している。

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問題のシーンは3日の放送分。劇中、財閥の娘として登場するタレントのキム・ジョンウンが、相手役の事業家チョン・ジュノに対する借りを返すため、その日、雇いのキャディーとなった。チョン・ジュノと共にゴルフを楽しんでいた別の事業家が、「どこであんなにきれいでスタイルのいいキャディーを見つけたのか」と聞くと、チョン・ジュノは「少々金をつぎ込みましてね。あの娘は少々高めですが」と答えた。この後、この事業家はゴルフのラウディングの途中、キム・ジョンウンを無理矢理抱き寄せたりとちょっかいを出し、「今晩どう?君はちょっと高めだってね。僕の方が(あいつより)上だってこと知らないのか」などと、露骨に性関係を要求するセリフを吐いた。

放送後、『ルル姫』のインターネットホームーページの掲示板には、5日時点で200件以上の非難文が書き込まれた。視聴者のチョン・ヨングン氏は、「キャディーという職業に対して10~20代の視聴者に偏見を与える可能性があり、キャディーを職業とする人々に性的な羞恥心を与えかねない」と指摘。

これに対し、ゴルフ場労働組合の上級団体である民衆労総の、全国民間サービス産業労働組合連盟は、「キャディーに対して露骨に性関係を要求しており、キャディーは専門職であるにもかかわらず、若い女性なら誰でもできる職業として描写されている」と、5日、SBSに謝罪放送を要求する抗議文を送った。

SBSドラマ局のク・ボングン責任プロデューサーは、「ゴルフ場競技補助員を卑下する意図はなかったが、結果として誤解を招く部分があり、とても遺憾である」「10日『ルル姫』第5話放送前に謝罪放送を行う」と明らかにした。

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