南北連絡事務所、事実上「正常化」も所長会議は5週連続で不発

南北共同連絡事務所の北側の関係者らが撤収前の人数に復帰し、事務所業務も通常に戻ったことがわかった。

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　しかし、週1で開催することで同意していた所長会議は北側の不参加により、5週連続で開かれていない。

　韓国統一部は29日、「北側の事務所は去る月曜日（25日）、一部北側の人員が復帰して以降、徐々に勤務人員が増えながら前日（28日）には8～9人が勤務していると把握された」と明らかにした。

　これにより、連絡事務所の業務も事実上、正常化されたとみられる。統一部のイ・ユジン副報道官はこの日、定例ブリーフィングで「現在、南北共同連絡事務所の南北連絡代表間の協議は正常に開かれている」とし、「南北間の連絡チャンネルも正常に運営されている」と説明。今週末には、韓国側の監視計4人が連絡事務所に常駐する予定だ。

　一方で、毎週金曜日に開催されてきた所長会議はこの日も開かれなかった。同件について、イ副報道官は「きょう（29日）所長会議は開催されなかった」とし、「北側のチョン・ジョンス所長はこの会議に出席できないことを韓国側に予め通告した」と説明している。