“覚せい剤使用容疑”パク・ユチョン（JYJ）、体毛のほとんどを除毛…警察側は証拠隠滅を疑う

韓国歌手兼俳優のパク・ユチョン（JYJ、32）が、覚せい剤使用容疑で警察の調べを受けている中、体毛のほとんどが除毛されていた疑惑が浮上し、証拠隠滅の意図が疑われている。

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　17日、捜査当局によると、京畿（キョンギ）南部地方警察庁の麻薬捜査隊は、麻薬類管理に関する法律違反容疑のパク・ユチョンが、16日の家宅捜索時に薬物反応検査のために体毛の採取する過程で体毛のほとんどが除毛されていたことが確認された。

　警察は、パク・ユチョンの毛髪と身体にごく一部残っている毛を採取し、薬物成分の精密鑑定を国立科学捜査研究院に依頼した。

　またことし2月に所属事務所がSNSを通じて公開した映像でも、パク・ユチョンが髪を黄土色に染色したり、先月、金浦（キンポ）国際空港では赤く染色した状態で現れたりするなど、最近髪の染色を頻繁にしている状況もとらえた。

　このように薬物使用容疑の被疑者の大部分は、警察の調べの前に頻繁に染色したり除毛したりするケースが多い。

　そのため警察は、パク・ユチョンが薬物使用容疑を受けている状況で除毛したということは、証拠隠滅の素地が高いと主張している。

　パク・ユチョンの元婚約者で薬物使用容疑で逮捕された“ミルク姫”こと南陽乳業創業者の孫でSNSインフルエンサーとしても活動するファン・ハナは今月6日、拘束前被疑者尋問（令状実質審査）で、自分に薬物を勧め、寝ている間に投与した人物としてパク・ユチョンを名指しした。

　これに対してパク・ユチョンは今月10日、薬物使用疑惑を否定する記者会見をおこなっており、17日に自ら出頭して調べを受けている。

　17日午前10時に京畿南部警察庁に到着したパク・ユチョンは「ありのままに誠実に調べを受けてくる」と言って中に移動した。

　この日の調べは、午後遅くまでかかると予想される。