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パイロットらの飲酒取り締まり徹底 韓国政府が指針
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が、パイロットなど航空従事者、管制官、客室乗務員らに対する飲酒と薬物の取り締まりをより体系的に管理する。 国土交通部は2日、「航空従事者および客室乗務員の酒類など測定・取り締まり業務指針」を先月30日に制定し、現場で適用していると明らかにした。 同指針は飲酒・薬物取り締まりの手続きを徹底的に管理し、摘発者に関する記録や管理を体系的にするために設けられた。 現行の航空安全法は、パイロット、客室乗務員、管制官、運航管理士、整備士らが飲酒状態で業務に携わることを薬物・幻覚物質の服用とともに禁じている。摘発者は即時に業務から外され、精密測定結果が記録として残り、資格停止などの処分を受ける。 韓国では昨年11月、大韓航空子会社の格安航空会社(LCC)、ジンエアーのパイロットが飛行直前に実施された飲酒検査でアルコールが検知された。このパイロットは勤務前日の夜に知人ら3人と一緒に焼酎8本を飲んだ。国土交通部はパイロットに対し資格停止90日の処分を決定。管理・監督の責任があるジンエアーに対しては4億2000万ウォン(現在のレートで約4000万円)の課徴金を課した。