2日、大邱市を訪れた黄教安代表(中央)=(聯合ニュース)
2日、大邱市を訪れた黄教安代表(中央)=(聯合ニュース)
◇最大野党 法案の迅速処理撤回求め2日連続で集会 韓国最大野党「自由韓国党」は3日、南西部の光州と全州、ソウルで「全国巡回闘争」を行う。選挙法改正案や高位公職者不正捜査処の設置などに関する法案のファストトラック(迅速処理案件)指定の撤回を求める同党は、前日にはソウル、大田、大邱、釜山で集会を開催した。黄教安(ファン・ギョアン)代表ら党執行部は、支持基盤の弱い全羅道で市民に対しファストトラック指定の不当性を訴える計画だ。◇文大統領 混迷する政局にもどかしさ吐露 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日、青瓦台(大統領府)で識者らと行った昼食会で、「政治というものは実に難しいということを改めて痛感している」と述べ、政界の現状に対するもどかしさを吐露した。大統領が自らこのような発言をするのは異例。積弊(積み重なった弊害)の清算を巡る政局の混乱を受けた発言とみられ、前政権の与党である最大野党と協力しなければならない現実の中で解決策の模索が容易でないことをうかがわせた。 ◇世界初の5G商用化から1カ月 加入者増加も品質に不満の声 韓国で次世代高速通信規格「5G」の世界初の商用化が始まってから1カ月を迎えた。26万人が加入するなど大きな関心を集め、第4次産業革命と第2次ベンチャーブームに寄与する新製品やサービスも続々と登場している。一方で5G基地局などが十分に整わない状況での早期の商用化により消費者の不満が殺到しているほか、競争の過熱など改善すべき点も指摘されている。◇ユチョン容疑者 きょう送検 京畿南部地方警察庁麻薬捜査隊は、麻薬類管理に関する法律違反の容疑で逮捕された歌手兼俳優のパク・ユチョン容疑者(32)を送検する方針だ。同容疑者は今年2~3月、大手乳業会社・南陽乳業創業者の孫で元交際相手のファン・ハナ容疑者(薬物を使用した容疑で逮捕・送検済み)と3回にわたり覚せい剤1.5グラムを購入し、その一部をファン容疑者の自宅などで7回に分けて使用した疑いがもたれている。
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