【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の李有振(イ・
ユジン)副報道官は3日の定例会見で、北朝鮮・開城の南北共同連絡事務所で毎週金曜日に開くことにしている所長会議について、「きょうは開催しない」と明らかにした。韓国側所長の千海成(チョン・ヘソン)同部次官は通常通り連絡事務所に出勤し、業務に当たっているという。 李氏は、北朝鮮側の田鍾秀(チョン・ジョンス)所長は会議に出席できないことを韓国側に事前に通知したとし、北朝鮮側は臨時所長代理が連絡事務所で勤務中だと説明した。 所長会議は米朝首脳会談直前の2月22日に開催されて以降、10週連続で開かれていない。北朝鮮は同首脳会談が物別れに終わってから南北協力に関する協議に消極的な姿勢を示している。 一方、李氏は政府による北朝鮮への食糧支援について、「現段階では具体的に検討していない」との立場を重ねて示しながらも、近く発表される見通しの国連世界食糧計画(WFP)と国連食糧農業機関(FAO)による北朝鮮作況調査の結果など、北朝鮮内の食糧事情を注視していると伝えた。
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