「MYNAME」セヨン
「MYNAME」セヨン
初のソロミニアルバム「Connection」を5月10日(金)にリリースし、グループからは3人目のソロデビューを果たす「MYNAME」のセヨン。本作には、「MYgirl」(=「MYNAME」のファン)とのつながりを大切にしてきたセヨンらしく、「いつか少しの間離れるときが来るけれど、いままでのお互いの“つながり”を大切にしたい。そして、これからも大切にしていきたい」という想いが込められ、セヨンがこだわり抜いて選んだ6曲が収録されている。

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 この日のインタビューでは、ジャケット写真の赤のジャケットに白のパンツという華やかな衣装に身を包み、インタビュールームに入ってきたセヨン。「こんにちは。新人歌手セヨンです(笑)。よろしくお願い致します」と照れくさそうにあいさつした後、ソロデビューミニアルバムについて、こだわりや制作秘話、そして、セヨンが大切にしている人との“つながり”について、じっくりと語ってくれた。


Q.「MYNAME」のメンバーとしては、ソロアルバム発売は3人目となりますが、ソロデビューが決まって、気分はいかがですか?

すごくワクワクしています。自分が目指していた最後の目標のソロアルバムを発売することになって、すごくうれしいです。


Q.グループではラップ担当ですが、今回のソロアルバムではしっかりと歌声も聴かせていますね。

ラッパーなのに、バラードが2曲も入っていますね(笑)。最近歌にハマっているから自分のアーティストとしての音楽性を見せることができて、すごくうれしいです。そして、レコーディングをしながら、メンバーに感謝する気持ちがもっと大きくなりました。先にソロをリリースしたコヌ兄とインス兄はすごいんだなって改めて思いました。


Q.1人での作業というのは大変でしたか?

自分がやりたいことをずっとやれるから楽しかったですが、難しい部分もたくさんありました。実はことしの1月、3年ぶりに長い休みをもらったんです。でも、1か月休んで感じたのは、寝ずに仕事をするのが一番落ち着くなぁって(笑)。仕事が好きだから、仕事をしていると落ち着くんです。逆に休みだと、何をすればいいのか、本当に分からなくて。それで、始めたのがボーカルレッスンでした。


Q.えっ、ボーカルレッスンを始めたんですか?

1月から、いまもずっとやっています。


Q.ソロアルバムの発売が決まっていたからですか?

いや、そのときは決まっていなかったです。ただ、何もやることがなくて。たまに、インジュンとかカラムに会おうかなと思っても、二人とも日本にいて会えなかったりしたので。。僕はあんまり旅行するのも好きじゃないし、食べ物にもあんまり興味ないし、ショッピングもしないから、よく友達から、「お前は仕事しないと、本当につまらないな」って言われます(笑)。


Q.今回のソロミニアルバム「Connection」は「MYgirl」とのつながりをコンセプトにし、6曲が収録されていますが、どういう部分にこだわって収録曲を選びましたか?

6曲を映画みたいに見せたいなって考えて、曲を選びました。そして、つながる、という意味の「Connection」って単語を使って、歌詞の内容としては大変なこととかあるけれど、愛があれば大丈夫という意味を込めて、僕たちはつながっているから、また会えるよって終わる映画のようなアルバムにしました。「MYgirl」との楽しい時間、悲しい時間をいろいろな曲で表現しているから、結局、全て「MYgirl」に向けた曲になっていますね。
今回、アルバムを準備しながら、悲しいなと思うことがけっこうたくさんあったんです。もうちょっと、早く気付いて色々できたら…アルバムだけじゃなく、ボーカルレッスンとかもそうですね。もっと若いとき、もうちょっと、いろいろ考えることができていれば、もっと前に感謝の気持ちを伝えられたんじゃないかなと今回準備しながら思いました。


Q.たしかに収録曲の歌詞を順番に読んでいくと、1つの物語になっているように感じました。

順番を決めるのは、ホントに時間がかかりました。こっちがいいかな、いや、こっちがいいかなって。つながりを考えたら、バラード2曲が続いた方が歌詞的にはつながるんですけど、「アルバムとしてはバラード2曲が続くより、間に入れた方がいいんじゃない?」って意見もたくさんありました。それから、ダンス曲3つと明るい曲1つだから、ダンス曲3つを並べた方が歌詞の流れとしてはもっといいんです。でも、間に明るい曲の「Treasure」を入れたんですけど、その理由が、車の中で、このCDを聴くと考えたとき、ダンス、ダンス、ダンス…、ってなるのは、ちょっとうるさいんじゃないかなとか、いろいろ考えて、それで時間がかかりました。


Q.そういう細やかなこだわりがあったから、聴き心地の良い順番になっているんですね。

1曲終わって、何秒後に次の曲が出るか、ということまでも考えました。1曲終わった後、人ってその曲に対する感情を持つじゃないですか。


Q.余韻みたいなことですね。

ハイ。でも、すぐに次の曲が始まっちゃうと、その感情がなくなっちゃうし…。ソロアルバムってこんなに難しいんだぁって感じました。だから、インス兄とコヌ兄がすごいなって改めて思いました。ちなみに、アルバムを作りながら、インス兄とコヌ兄とは会っていろいろ話しましたね。集中して作っていても、なんかやり残したものがある気がして、本当に頭がバタバタしていました。


Q.そうやって完成した渾身のアルバム。

反応が良かったらいいですね(笑)。


Q.そしたら、1曲ずつ曲紹介をお願いします。まずは、リード曲「Connection」。

タイトルも自分が考えて、作った曲です。つながり、という意味そのままです。「MYgirl」と、いつでもどこでも何日でも何時でもつながっているから、心配しなくていいって。それが「MYgirl」とセヨンだけじゃなく、「MYNAME」とまでもそういう気持ちであってほしいと思います。
「君の愛が僕を生かしてくれるよ」って歌詞があるんですけど、やっぱり活動しながら、大変な部分もあったし、つらい部分もたくさんあったんですけど、「MYgirl」の愛とか応援をもらったから、全て成し遂げられたと思います。自分の心、自分の人生、「MYNAME」セヨンの人生的な曲だと思います。


Q.そうすると、やはり歌詞はセヨンさんの方から、こういう内容にしてほしいと依頼して作ってもらったんですか?

ハイ、全ての曲がそうです。この曲は3回歌詞を変えました。スタッフさんが頑張ってくれましたね~。僕が面倒くさくしたから(笑)。韓国にいたので直接話せないから、ずっとLINEでやりとりしたり、「電波悪いから、もう1回電話する」って何度も電話したり(笑)。


Q.振付も自分で考えて、作ったんですよね?この曲はどんな感じのダンスなんでしょうか?

セヨンの振付って派手なフリが多かったんですけど、今回は派手な部分はちょっと減らして、後ろに流れるピアノの音を生かしながら、感情を表現する振付にしました。落ち着いた感じの中にあるカッコよさを見せる、ということに集中して作ったので、早く見せたいです。


Q.続いて2曲目の「Warning」。

この曲は、「タンマレ~はっきり言って」と「ノムveryマ~too very so MUCH ~」を作った韓国の音楽プロデュースチームから頂いた曲です。元々、この曲もタイトル曲の候補だったんです。最初に聴いたときは難しいなって思ったんですけど、ホントいっぱい練習して、レコーディングではいい感じに仕上がった曲です。この曲もすごくパフォーマンス的な曲ですよね。セヨンらしさがよく出ているっていうか。これもコンサートで本当に早く見せたいです。


Q.そして、3曲目は「Treasure feat.MYNAME」。

“なんでソロアルバムなのに、メンバーを入れるの?”っていう意見も出たんですけど、やっぱり1人だったらここまで来られなかったなって思ったんです。メンバーみんなそうだけど、自分たちの人生で、「MYNAME」という存在が絶対に大きいと思います。だから、「MYNAME」がいないと、このストーリーは完成できないんじゃないかなと思ったし、自分がファンだとしたら、セヨンの声は好きだけど、5曲もあるから、1曲ぐらい「MYNAME」の声が入っても、って(笑)。
歌詞を見ると、「約束をしようよ そう1人じゃないよ」ってフレーズがあって、なんかこの曲を聴くと、「MYNAME」のことが頭に浮かんで、すごく好きな曲です。


Q.セヨンさんの曲というより、「MYNAME」っぽい曲ですよね。

今回、百何曲ある中から選んだんですけど、最初から「MYNAME」のことを考えて、この曲は選びました。


Q.でもこの曲は、他にも「キミこそがTreasure,Treasure どんな道選んでも落ち合える未来を信じよう」とか、歌詞がすごくステキな曲だなと思いました。

この曲、僕も好きです。今回、歌詞にけっこうこだわって準備したから、しっかり歌詞まで見てもらえるのはうれしいです。


Q.そして、4曲目は「Masquerade」。

この曲を作ったのは、カラムがソロシングルを出したじゃないですか。そのタイトル曲を作った作曲家さんです。


Q.そこでまたつながるんですね(笑)。

ハイ。この曲は、聴いた瞬間、“コレ、いいな”ってピンときました。元々、これもタイトル曲の候補で、この曲と「Connection」が最後まで残ったんです。それでいろんな人に意見を聞いてみたんです。そしたら不思議なことに、1人も違わず、韓国人は「Masquerade」、日本人は「Connection」だったんです。だからどうしようかなって迷ったんですけど日本で活動するアルバムなので最終的に「Connection」をタイトル曲にしました。
「Masquerade」は、いままで「Be my lover」もそうだったし、「ステージ上のセヨンの曲じゃない?」って言われた曲の一つです。この曲はコンサート用ですね。


Q.そして、5曲目。

「ソナギ~夕立~」がきましたね~。


Q.SEVENTEENのウジさんが手掛けたI.O.Iのラストソング。

日本ではI.O.Iのラストソングとして、有名な曲ですよね。でも、最初に聴いたとき、I.O.Iっていうことではなく、メロディが好きだったんです。その後、歌詞にもハマっちゃって。歌詞の表現がストレートじゃなくて、別れの涙を夕立に例えた表現じゃないですか。それがすごくいいなと思って、誕生日イベントで歌って、反応もよかったし、いまの自分の感情、状態とぴったりだなと思って選びました。この曲を作ったのはSEVENTEENのウジなんですけど、カバーしたいと話しをしたところ、快くokしてくれて今回収録させてもらうことになりました。


Q.この曲は日本語バージョンとして、新たに日本語の歌詞が作られましたが、歌ってみていかがでしたか?

最初、原曲の歌詞を日本語にしたものを見たら、自分が思っている感じじゃなかったんです。それで、“ちょっと変えてもいいから、芸術的に、詩的に変えてもらえますか?”ってお願いして、この歌詞になりました。これだったら、単語は違うけど、同じ感情で歌えるって思ったので。正直この曲じゃなくて、ほかの曲を入れようって意見もあったんですけど、自分のソロアルバムだから、どうしても入れたかった曲なんです。


Q.そして、最後の曲です。コヌさんが作詞・作曲を手掛けた「また会えるから」。

韓国でデビューしてから9年間、たくさんレコーディングをしてきましたけど、レコーディングしながら、涙が出たのは初めてです。最後のフレーズ「少しだけさようなら また会えるから」を歌っていたら、感情を入れすぎたわけでもないのに、ただ、涙が出てきて。この曲は「ソナギ」と違って、直接表現する曲で、コヌ兄に「バラードを作ってください」ってお願いして、作ってもらった曲です。すごくありがたい。


Q.メンバー特典ということですね(笑)。

ハイ、メンバー特典で(笑)。ディレクションもコヌ兄が来て、やってくれました。歌詞を読んだら、もうすぐに分かる。


Q.コヌさんらしい曲ですよね。

こういうコヌ兄らしいのが好きです。たぶん、「ソナギ」とこの曲は涙を我慢するのが、ミッションじゃないかなと思います(笑)。


Q.特にグッとくる歌詞は?

もちろん、最後です。


Q.「さようなら」っていうフレーズが、やっぱりなんか悲しさを増長させるというか。

「ソナギ」にも、「もう…さよなら…」って歌詞が入っているし(笑)。でも、“また会えるから”。


Q.そうですね。会えるという希望で終わると。ちなみに、レコーディングのとき、コヌさんから何かアドバイスはあったんでしょうか?

コヌ兄ってピッチとリズムが大事じゃなくて、「その前の感情の方がもっと良かった」、「ここは弱めに」とか「もっと感情入れてほしい」とか、感情を大切にしてディレクションをする人で、それが終わってから、ピッチとかリズムを考えるタイプなんです。それが好きですね、僕は。もし、ピッチとリズムが完璧な人でも、感情が何もないなら、僕は聴きたくないです。ピッチとリズムが間違っても、耳じゃなく、心を動かす歌だったら聴くんじゃないかなと思います。それがコヌ兄の音楽性で、コヌ兄の尊敬する部分ですね。


Q.今回、レコーディングは順調に進んだんですか?

ハイ、1週間で6曲。コヌ兄の曲が1番難しかったです。コヌ兄の曲だけ、2日かかりました。


Q.コヌさん色の強い曲ですからね。

でも、コヌ兄から言われたのは、「この曲も自分のスタイルをけっこう抜いて作ったよ」って。最近、コヌ兄が作っている曲、たぶんソロコンサートで歌うと思うんですけど、もっとジャンルの幅が広くなったんです。もっと芸術的な曲もあるし、アイドルっぽくなっている曲もあるし。ま、もうちょっとアイドルっぽくなってほしいなとは思いますけど(笑)。だから、インス兄とコヌ兄を混ぜたらすごく完璧だなと思います。


Q.では、ちょっと話題を変えて、収録曲「Treasure」にちなんで、子供の頃から大切にしている宝物はありますか?

14、15年持ってたサッカーシューズがあったんですけど、最近引っ越しをして捨てちゃったんです(笑)。でも、捨てた理由が大事です!捨てた理由は、ソロアルバムもそうだし、1人の活動が多くなって、いろいろ感じることがたくさんあって、新しいステップに進みたいなと思ったからです。昔、持っていたものも大事だけど、持っている意味があるのかなって。入れ替わりっていうか、台風が来たら、海が変わるっていうじゃないですか。
こう言うと、「MYgirl」は悲しむかもしれないけど、俺の人生ってあるのかなっていう感覚もあったんです。キム・セヨンの人生じゃなくて、「MYNAME」セヨンの人生でずっと進んでいるから、“キム・セヨンの人生はどこにあるの?”って。で、めちゃくちゃ深く考えて、行きついたのが、このアルバムの中の話みたいな。結局、でもそれが「MYNAME」セヨンかなって戻ってきたのもあるし。なんか、軍隊に行く前だからなのかな。いろんなことを考えて、反省することもたくさんあるし、感謝することも1つ1つが感謝になったりするし。う~ん、トレジャー……、これから作ります!


Q.新しいものを入れるために、一度引き出しの中を空にしたということですね。

100歳まで生きるとしたら、まだまだ長いから。まだ70年も残ってる(笑)。


Q.セヨンさんのインスタを見ると、メンバーたちもそうだし、仲の良い友達との写真が多く、写真を見ていても、人との“つながり”を大事にされているように感じますが、人付き合いにおいて、大事にしていることは何でしょうか?

相手のことを考えるのが一番大事じゃないかなと思います。人間って100%見せてくれないから、見せていない部分をもっと考えることが大事だと思います。見せている部分だけを考えて動いちゃうと、もっと分からなくなっちゃうから、本音の部分を話せるような関係を作って、もっとつながっていく方がいいんじゃないかなと思います。
僕って人間が好きなんです。だって、人ってお金じゃ買えないじゃないですか。お金がたくさんあっても、1人だったら、何も意味がないんじゃないかなと思います。なんか、こういう話をしていて感じたんですけど、けっこう僕、つながっているなって思いますね。


Q.そうしたら、1度会った人とはわりと長く続く方ですか?

最初から違いますよね。フィーリングもそうだし、話しながら、“この人とはきょう会って、終わっちゃうな”って感じる人とは、最初から仲良くならないです。そんなに好きじゃないのに、わざわざ嘘をついて、その場だけいい感じにするのは大嫌いなので。おとといも「ALTARBOYZ」チームと会ったんですけど、ずっとつながっていますね。


Q.縁が長く続いている人たちの共通点というと?

いい人たちは、話さなくてもほぼほぼ分かるんです。毎日連絡しなくても。カラムって1か月に1度も連絡しないときがありますよ。でも、何が大変なのか分かります。インジュンともそういう関係で3か月会えなくて2週間前、韓国で会ったんですけど、座ってコーヒーを飲んだ瞬間、もう何が大変か分かって、その話からスタートするとか。それが“ともだち”という4文字を使える人間じゃないかなと思います。
逆に合わない人って話が通じない人。嘘をつく人ですよね。嘘をつく人は見たら分かっちゃうから。自分ともめちゃくちゃ反対な感じがします。だから、仕事でも、嘘をつかなきゃいけないことってあると思うんですけど、だからこそ、仕事を好きになった方がいいんじゃないって思いますね。


Q.つながりというと、やっぱり深いのはメンバーだと思いますが、前からセヨンさんも言ってきたように、少しの間、グループを離れるときが来ますよね。メンバーたちにはどんなことを言いたいですか?

ジュンQはもうちょっと軽く考えてほしいなと思います。1つのことをすごく深く考えちゃうから。それで、心配も多くなったり、準備するのに頭が痛くなったりするんです。やってみようっていう軽い気持ちから入るのもいいんじゃないかなって思います。
チェジンには何でもやってほしいです。マジ、本当に何でもやってほしい。僕、いまのチェジンの年に戻ったら、マジで何でもやります(笑)。実際、僕、何でもやったんですけど、いま考えたらもうちょっとやれたんじゃないって思います。どうせ人間って反省するんだし、だったら、反省することが少なくなるようにしてって言いたいですね。でも、いま言っても分からないと思います・・。僕もチェジンの歳の頃いろいろ言われたんですけど、分からなかったから。いまも上の人から言われて、分からないことたくさんあるし(笑)。
コヌ兄はもう何も言わなくても、分かっているから。兄貴だし。そのままでいいです。リーダーとしても、兄貴としても、100点だから。あと、これはできないかもしれないですけど、インス兄がもうすぐ戻ってくるから、戻ってきて、僕が行く前に、5人で1回は活動したいですね。それが一番の願いです。


Q.そして、5月21日(火)と29日(水)には東京でソロコンサートも開催されますね。

最近はそのことしか考えていないです。演出もそうだし、曲順も本当に大事ですね。映画って、笑ったり泣いたり、感動したり、いろんな感情が出るんですけど、コンサートもそうしたいですよね。カッコよさも見せながら、笑ったり泣いたり、いい思い出になるようなものにしたいです。セヨンの色を出して、ウイットも入れながら見せたいな。早くやりたいです。特別な曲も歌うし。ただ、平日だから少し心配ですね。ファンって、“ファン”というのが仕事じゃなくて、自分たちの仕事があって、ファンになることだから。でも、今回は言いたいですね~。前は仕事とか勉強を休んでくるのはダメですって言ったんですけど、今回だけは調整して来てほしいです。


Q.ソロコンサートはどんな気持ちで臨みたいですか?

そのとき感じる感情で。涙が出るなら泣いたり、笑えるなら笑って。こうしようって決めていても、その反対になるかもしれないし。ただ、その日の気分でいきたいなと思います。ミュージカルとか舞台も同じだと思います。同じキャラで、同じセリフだけど、1日1日人間だから感情が違うんです。僕は演出家さんに一番最初にお願いするのが、そういう部分です。「きょうの気分でいってもいいですか?」って。決めてやるロボットみたいな演技はホント大嫌いなんです。ライブは演技じゃないし、人間が人間に見せるものだから、その日の感情でやりたいですね。だから、笑わなくてもいいんじゃないですか。だって、しばらく会えないんだもん。涙が出るなら、泣いてもいいんじゃないですか。それこそがいい思い出になると思います。


Q.今後の活動としてはリリイベ、ソロライブの開催、またミュージカル「30歳の頃に」シーズン2の出演も決まっています。

すごく運があって、好きなミュージカルなので、もう1回出られて、うれしいです。あっ、このミュージカルは涙が出ますね(笑)。ミュージカルも見に来てほしいです。


Q.インスさんもそうでしたが、「MYNAME」のメンバーは、少しの間ファンと離れる前に、ちゃんと思い出を作れる時間を作ってくれるから、本当にファン想いだなと思います。

日本の「MYgirl」にはホントに感謝しています。メンバーみんな、そういう気持ちはすごく持っていると思いますよ。メンバー同士、お酒を飲んだら話すのがそのことばかりなんです。感謝の気持ちを直接伝えられる場所って、ステージしかないのでできるだけ思い出を作りたいと思っています。


Q.では、最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「MYNAME」セヨンとして、ソロアルバムは初めてなので、“新人セヨン”みたいな感覚で活動していますが、もう1つのいい絵を皆さんと作りたいです。そして、このインタビューをもう1回ぐらいはやれるように祈ってください。皆さん、よろしくお願い致します。ありがとうございました。


 今回写真撮影では、場所の候補が2つあり、移動したりするのも大変そうなので、どちらで撮ろうか悩んでいたら、セヨンが「僕はどっちでもいいですよ。じゃあ、2か所で撮りましょう」とスッキリ解決してくれたため、背景を変えて、いろいろなパターンでの撮影が実現。周りの空気を読むのが早い、セヨンらしい姿だった。
本人自ら、所属事務所には「4月、5月は休みがなくていい」と言ったそうで、それぐらい本気で仕事に向き合い、濃密な時間を過ごす覚悟のセヨン。そんな彼の想いをソロミニアルバム「Connection」、そして、直接触れ合えるリリースイベント、ソロライブなどでしっかりと感じてほしい。



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