南北連絡事務所の所長会議、11週連続で開催されず

開城（ケソン）南北共同連絡事務所の定例協議チャンネルである南北間の所長会議が11週連続で不発に終わった。

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　統一部のイ・ユジン副報道官は10日、政府ソウル庁舎の定例会見で「きょうの所長会議は開催されていない」と明らかにした。

　イ副報道官は「チョン・ヘソン次官がきょう、いつも通り開城連絡事務所へ出勤し勤務している」とし、「所長は連絡事務所運営に関する懸案業務を現地で処理している」と明らかにした。

　イ副報道官は「北朝鮮側のチョン・ジョンス所長は、今回の会議に出席できなくなったと韓国側に事前に知らせてきた」とし、「現在、北朝鮮側では臨時所長代理が勤務中」と説明した。

　政府は、北朝鮮側の所長や所長代理以外の臨時所長代理とは、所長会議を進めることが難しい立場だとしている。

　なお、南北はハノイ会談以前の2月22日以降、所長会議を一度も開催していない。