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VOAによると対北制裁委員会はことし1月から6月まで、「医療支援」、「食糧支援」、「施設復元支援」などの名目で、計22件の制裁免除要請を承認した。
対北制裁委員会は国連安保理決議による対北制裁履行の有無を点検すると同時に、北朝鮮住民に対する人道的な支援など特定の目的については例外を認めている。
計22件の対北制裁免除事例の中で「安全な飲料水の供給」目的が最も多いことがわかった。国際赤十字社連盟や世界飢餓援助、ユニセフなどの8団体が、このような理由で制裁免除を受け、太陽熱ポンプやパイプ、ねじなどの建設資材を北朝鮮に搬入した。
飲料水供給のほかには医療支援、その中でも「結核退治」関連の物品が多かったとVOAは伝えた。ユニセフやユジンベル財団、国境なき医師団などの団体が結核治療のための物品搬入を対北制裁委員会に申請し許可された。
これらの団体が申請した搬入物品の総額は約710万6600ドル(約7億6000万円)規模だ。VOAは22件のうち8件のみの物品金額を明かしており、実際の支援規模は、はるかに多いものと推定されると付け加えた。
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