【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、青瓦台(大統領府)の首席秘書官(次官級)3人を交代させる人事を実施した。 法務などを担当する民情首席秘書官に金照源(キム・ジョウォン)韓国航空宇宙産業(KAI)社長(62)、市民社会首席秘書官に金巨性(キム・ゴソン)元トランスペアレンシー・コリア会長(60)を充て、雇用首席秘書官に黄悳淳(ファン・ドクスン)雇用企画秘書官(53)を昇進させた。 民情首席秘書官を退くチョ国(チョ・グク)氏は、8月上旬または中旬ごろの実施が見込まれる内閣改造で法務部長官候補に指名される可能性が高い。また、雇用首席秘書官と市民社会首席秘書官をそれぞれ退く鄭泰浩(チョン・テホ)氏と李庸ソン(
イ・ヨンソン)氏は来年4月の国会議員総選挙への出馬を準備するとみられている。 こうしたことから、3人の交代は8月の内閣改造への布石、総選挙に向けた人員面の整理と受け止められる。
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