VIXX の最新ニュースまとめ
昨年ソロアーティストとしての活動をスタートさせ、今年6月には2ndミニアルバム「MUSE」をリリースしたLEO。タイトル曲「Romanticism」をはじめ、ドイツの有名アーティストMaximilian Hecker とのコラボレーション曲「the flower」や、ヒップホップ・グループDynamic DuoのChoizaがフィーチャリング参加した「This about to happen」などが収録されている「MUSE」で、シンガーソングライターとして一層成熟した姿を見せた。
公演2部、スクリーンには幻想的な花のイラストが映し出され「the flower」が始まると、観客はじっと耳を傾けた。オールホワイトのジャケット姿のLEOは、優しい歌声で会場を包み込み、続く「Blossom Tears」では、伸びやかでまっすぐな歌声を届けた。「Free Tempo」では、大人の余裕を感じさせるセクシーなウェーブダンスで、観客の視線を釘付けにした。
「こんばんは、『VIXX』のLEOです。来てくれて、ありがとうございます!久しぶりですね、元気ですか?」とあいさつすると、オープニング曲を何にしようか迷ったと話しながら「美しく咲いてもいつかは散ってしまうけど、また綺麗に咲くことができる花を、人生に例えて、新しい季節、新しい人生を生きていこうというメッセージを込めた曲です」と、1曲目「The flower」について語った。「今日はみなさんのためのステージだから、花のように明るく楽しんでくれたらうれしいです」と気持ちを伝えると、「準備、できてますか?」と会場を煽り、次のステージへ。
「Touch & sketch」では、ファンの掛け声も上がり、会場の熱気は上昇。スポットライトに照らされながら始まった「Thanks for...」では、歌声そしてパフォーマンスで切なさを全身で表現した。イントロだけでも歓声が起こった「Cover girl」では、しなやかなダンスを披露した。
デニムスタイルに着替えたLEOは、グルーヴィーなビートの「Romanticism」で男らしさを滲ませると、続けて「This about to happen」をパフォーマンス。曲が終わると「ちょっと待ってね」と息を切らし、しゃがみこむと、ファンから「頑張って~」との声援が。立ち上がったLEOは「心配しないで大丈夫、全然大丈夫だから!」と笑い、会場は和やかな雰囲気に。「Romanticism」を日本初披露し、「良かったですか?」とファンに問いかけると、「え?みなさんいるんでしょ?声がちょっと小さい」とステージ前方で身を乗り出し反応を煽るLEO。「『Romanticism』は生まれ持ったそのままの美しさを見ようという意味があります。『This about to happen』は、懐かしさ、痛み、一緒に過ごした思い出など、幸せな時間が過ぎて近づいてくるものをテーマに作りました。(作ったの)僕ですよ!」とアピールし笑いを誘った。「『Romanticism』で3週間活動しましたが、みなさんにたくさんのステージを見せることができて良かったと思います」と活動を振り返ると、「次のステージはみなさんのために特別に準備しました。次の曲は秘密です」と興味をそそり次の曲へ。始まったのは日本語曲のカバーステージ。「コブクロ」の「蕾」、そして「未来」を感情込めて歌い上げ、ファンに感動を与えた。「緊張しました」というLEOは、「コブクロさんの音楽には、人を癒して希望を与えるものがたくさんあるので、僕の声で歌いたかったんです」と選曲理由を明かした。
「Nowadays」、「Nostalgia」と、バラード曲で完成あふれるステージを届けると、「「Nostalgia』は、ふと感じた香りで思い出す人がいたり、季節が変わった空や景色を見て懐かしい頃を思い出したり、そんな感情をテーマに作った曲です。今日のみなさんの熱気、声、一緒に過ごした時間も、僕にとって忘れられない“Nostalgia”になると思います。みなさんにとっても、綺麗な記憶として残ればいいなと思います」とメッセージを送った。ソロ活動後の休暇を「好きな海を見て、休んで、コーヒー飲んで、美味しいもの食べて、楽しく過ごしました」と話すと、「おぉ~」と感嘆するファンに、「なにが『お~』なのか考えてみたけど、僕が幸せな時間を持っていることが、みなさんにとって『お~』でしょ?やっぱり僕は賢いから(笑)」とファンの気持ちを読み取り笑顔を浮かべた。
LEOの出演する韓国ミュージカル「マリーアントワネット」が開幕したが、「まだ見ていないファンのために、ちょっとだけ歌おうかな」と言うと、劇中歌をアカペラで歌いはじめるLEO。一気にミュージカルの世界へと連れて行き、心を掴まれるファンに「ぜひ来てください!みなさんのために良い作品、良いステージで歌うから、ずっと応援してください!」と呼びかけた。「次のステージ、するかな?しないかな?」とファンとの駆け引きを楽しみながらトークを終えると、始まったのは「Tight」。赤いライトに照らされセクシーな雰囲気へと一変し、続く「Give Me Something」では、クールな視線をファンに送りながら熱いパフォーマンスで会場を盛り上げた。
「楽しかったですか?『STARLIGHT』(=「VIXX」のファン)と楽しく遊んでいたけど、残念ですがもう最後のステージです。事実です、現実です!」と辛辣なコメントで笑わせながらも、「イヤですよね?」と終わりを惜しむLEO。
「去年のコンサートで、もっとカッコイイ人、もっと良い人になると言ったけど、みなさんのおかげで一歩一歩進んでいると思います。お互いがお互いを“MUSE”と言えるのはうれしいことだと思います。『MUSE』は、もっと良い人になれるように、力をくれるみなさんを想いながら作った曲です。辛くて悲しい時、うれしい時、僕や僕の音楽がみなさんに寄り添えるなら幸せです。みなさんの大切なMUSEになれるように頑張ります。そして、みなさんは永遠に僕のMUSEです!」と気持ちを丁寧に伝えると、「MUSE」のステージへ。優しい歌声で会場を包み込んだ。
アンコールでは、LEOからの温かいメッセージがスクリーンに映し出され、黒のTシャツ姿のレオが再びステージに登場するとバラード曲「Dream」が始まった。ファンを見つめ柔らかい表情を浮かべながら、のびやかな歌声を届けた。
「今日も忘れられない記憶になりました。僕の心の中で大切な記憶として残ると思います。みなさんも今日の記憶を忘れないでください。みなさんがいるから、ぼくは幸せです。ずっとみなさんのそばで歌います」とコメントし、「まだ寂しいですよね?みなさんの好きな曲ありますよね、どんな曲が好き?大きな声で!」とファンたちとコミュニケーションとりながら会場の一体感をさらに高めると、「行きましょう!」そのままラストの「Give Me Something」へ。セクシーに腹筋も公開し、会場のテンションは最高潮へ達した。
ファンたちの「もう一回」コールに3度も応える大サービスもあり、大盛り上がりとなった。「ありがとうね、僕の気持ち届いていますか?またすぐに会いましょう!オレカジャ(ずっと一緒に行こう)!」と名残惜しそうに話しながら、最後まで手を振りステージを後にした。
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