台湾のペ・ヨンジュンファンクラブ<勇繫俊戀>の会長であるリャオ・ジンミン(廖敏君、以下マギー)さんは21日、ペ・ヨンジュンが肺がん末期患者であり、かつペ・ヨンジュンのファンである母親をお見舞いに来たことに対し、「母は普段、お見舞いに来るファンクラブ会員たちとペ・ヨンジュンの話題を花咲かせながら闘病生活をしてきた」と語った。
ペ・ヨンジュン の最新ニュースまとめ
彼女は昨年3月、ペ・ヨンジュンの台湾訪問の時、母親、妹と一緒にペ・ヨンジュンを追いかけたが、今年は母親が重患者室に入院し、一緒に追いかけられないことを残念がった。
‘誠意を尽くせば天が感動する’と言おうか、マギーの母親が病院に入院したということを伝え聞いたペ・ヨンジュンが時間を割いてお見舞いに訪れ、早い快癒を願ったのだ。
マギーは、『ホテリアー』を見てペ・ヨンジュンを好きになり始め、去る2001年からペ・ヨンジュンファンクラブの会長を務め、台湾でもっとも結束力が強いファンクラブを率いてきた。
彼女はペ・ヨンジュンファンになった後、勤めていた職場も辞め、映画社職員となって暇な時間をファンクラブ活動にすべて注いでいる。
近数年間の旅行も、他のファンたちと一緒にペ・ヨンジュンの誕生パーティ、映画試写会、撮影現場、記者会見が開かれる韓国、日本、香港へばかり行った。
ペ・ヨンジュンが昨年の映画『スキャンダル』に続き、『四月の雪』(原題:外出)のPRとして台湾を訪問したのも、マギーがいなかったら実現しなかったかもしれない。
マギーは、ペ・ヨンジュンが初映画『スキャンダル』を撮ったというニュースを聞いて、13ページ分の“『スキャンダル』輸入・制作企画書”を作成し、台湾の春暉映画社の扉を叩いた。
マギーは、暉映画社の社長を説き伏せたのはもちろん、その足で映画社に就職し、ペ・ヨンジュンの台湾訪問を積極的に推進、実現させ、映画社から「宝が転がり込んできた」といわれたりした。
弟に、「ペ・ヨンジュンに狂ってる」と文句を言われたというマギーは、「ある日弟が、病気になった母がペ・ヨンジュンの写真を見て微笑むのを見て、“やっと姉さんが理解できそうだ。母さんの力になってくれているペ・ヨンジュンがありがたい”と話した」「あの時、私がやっていることが本当にやりがいのあることだったということを実感した」と語った。
現在、台湾のペ・ヨンジュンファンクラブ正会員は千人余りで、ホームページに加入した会員は8千6百人以上に達しており、ファンクラブの年齢は6~96歳までと多様である。
マギーは、「ファンクラブは料理班、舞踊班、韓国語班に分かれて、毎月少なくとも1回ずつは定期集合を行います」「韓国語を一緒に学び、台湾の伝統クッキーを作ってペ・ヨンジュン関連のイベントに持っていってファンに分けます」と話した。
マギーは、「私たちのように、家族全員がペ・ヨンジュンのファンクラブ会員である家族も多いし、ペ・ヨンジュンという共通の話題で嫁姑の葛藤が解消されたり、家族関係がより親密になったりもします」「以前はスターを好きではなかったのですが、ペ・ヨンジュンだけは好きです」とはにかんで笑った。
彼女はペ・ヨンジュンの魅力を聞く質問に対し「去る10年間、世界的なハリウッドスターも、ペ・ヨンジュンほど台湾で突風を起こせはしませんでした」「何の理由もなくただ好きだということもあるけど、強いて語るなら、彼の優しい心と笑顔と言えるでしょう」と言った。
マギーは『ホテリアー』の放送が終わった後、放送局側がペ・ヨンジュンファンクラブを作るため、会長を勤める人を募集する、というのでそれに応募し、900人以上の志願者を退けて会長となった。
彼女は「昨年はペ・ヨンジュンの台湾訪問の準備で忙しすぎて1週間事務室で寝泊りし、ペ・ヨンジュンが来たときはみっともない姿を見せたのが最も悔やまれます」「今年もきれいな姿を見せるのは難しいけど、それでもペ・ヨンジュンが台湾のファンたちと一緒にできたことにやりがいを感じます」と語っている。
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