戦傷は敵との交戦や武装暴動などを鎮圧するための行為、戦闘、これに準じる職務遂行中に負ったけがを、公傷は訓練やその他の公務、国民の生命・財産の保護と直接関連がある職務遂行中に負ったけがを意味する。
ハ氏は負傷後、国軍医務司令部で勤務していたが、今年1月、ボート選手としてパラリンピック出場を目指すとして除隊した。
陸軍はハ氏が除隊した際、戦傷の判定を下したが、国家報勲処は判定を覆し公傷とした。これまで地雷事故については公傷と判定してきたようだ。
ハ氏は今月17日に青瓦台(大統領府)のホームページに「私の名誉を守ってください」として戦傷と認めるよう訴える請願を投稿。国家報勲処には異議を申し立てた。
国家報勲処は10年に起きた北朝鮮による韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件時に負傷した兵士らは戦傷と判定している。ハ氏の地雷埋設事件も北朝鮮の挑発と見なされているため、軍などでは公平性に欠けるとの指摘が出ている。
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