“入隊まで4日”イ・ホンギ(FTISLAND)出演のミュージカル「愛しました」プレスコール“1回ごとに名残惜しい”(提供:news1)
“入隊まで4日”イ・ホンギ(FTISLAND)出演のミュージカル「愛しました」プレスコール“1回ごとに名残惜しい”(提供:news1)
故キム・ヒョンシクの音楽がミュージカルで再誕生した。特にこの作品は軍入隊まであと4日を残すのみとなっているイ・ホンギFTISLAND)の最後の活動でもある。

イ・ホンギ(FTISLAND) の最新ニュースまとめ

 26日午後、京畿道(キョンギド)の城南市(ソンナムシ)盆唐区(ブンダング)にある城南アートセンターオペラハイスにてミュージカル「愛しました」のプレスコールが行われた。同日はイ・ジェジン(FTISLAND)などが参加してハイライトプレビューと取材陣との懇談会が設けられた。

 「愛しました」は1980年から90年代に独特な音色と独歩的な音楽の世界観で大衆を魅了していたシンガソングライター、故キム・ヒョンシクの楽曲で作られた最初の創作ミュージカルだ。お互いに愛し合うが別の空間に属する3人の男女の胸が痛い愛の物語を描いた。今月20日から公演が開始されている。

 今回のミュージカル「愛しました」は故キム・ヒョンシクの楽曲と同じ“愛”というメッセージを盛り込んでいる。愛と別れ、家族間の愛、友人との友情など時間を経て歳月が流れてもさまざまな形で存在する“愛”を物語っている。

 ソン・チャンウィとナ・ユンゴンは音楽に関してははっきりした主観を持っているシンガソングライター「イ・ジュニョク」役を演じた。イ・ホンギとイ・ジェジン、ムン・シオンはイ・ジュニョクを実の兄のように慕う仲のいい後輩「ユン・ギチョル」役を演じる。キム・ボラとシン・ゴウンは愛のために振り返ることなく直進する女性「キム・ウンジュ」役を務めた。

 イ・ホンギは今月30日に京畿道・揚口郡(ヤンググン)21師団にある白頭山(ペクトゥサン)部隊の新兵教育隊に入隊を控えている。これに彼は「私はやがて千秋楽を迎える」とし「一回一回公演をするたびにとても名残惜しい気持ちになる。個人的に心残りな気持ちが大きい。あまりにもよい作品を少なく演じるようになり悲しい」と感想を明らかにした。

 これに、入隊まで4日という時間しか残っていないことに対して「入隊まで4日しかないという気持ちは言葉で表現することができない。期待にもなり不安でもあるがとてもイマイチな感覚である」とし「楽しもうとしている。最後まで公演をすることができてとても幸せだと思う」と付け加えた。

 軍に入隊するイ・ホンギの代わりに「ユン・ギチョル」役を演じるイ・ジェジンは堪能なボーカル実力に対する称賛に「私の本業が『FTISLAND』でベースを弾くことでもあるが、もともと歌をやっていた」とし「多くの方々の前で歌う機会がなくお見せできなかったようだが、今回の機会を通じて歌う姿をたくさんお見せできるようだ」と答えた。

 続いて故キム・ヒョンシクの歌を解き明かす作品についてイ・ジェジンは「キム・ヒョンシク先生の代表曲を除いて、最初は歌をあまり知らなかった。聞いて練習し歌詞を繰り返していくうちに、いろいろな感情と喜怒哀楽がすべて入り混じる楽曲だと思うようになり、聴くことも歌うことも楽しむようになった」とし「歳月がたくさん流れたが、人が生きていく話、感性は同じだと思いながら準備した」と話した。

 2017年のミュージカル「レベッカ」以降、2年ぶりに舞台に復帰したソン・チャンウィは「故キム・ヒョンシク先生の音楽で作られたミュージカルだが、ともに参加することができて光栄だった。初演なので一緒に作り上げていくという点がうれしくもあり個人的に楽しんでいる」と感想を伝えた。

 初めてミュージカルの舞台に挑戦する歌手のナ・ユングォンも「初めて挑戦するミュージカルだが、この“ジュークボックスミュージカル”を通じてデビューすることになり、キム・ヒョンシク先生の音楽を通じて歌手としての立場からもあまりにも光栄なことだ」と話した。

 シン・ゴウンは「『愛しました』の初演を舞台の前で見た。客席で見たのだが、終わって帰る時に皆、キム・ヒョンシク先生の歌を歌いながら出て行っていたのだ。とても幸せで私が本当に良いミュージカルをしていると思った」と、故キム・ヒョンシクの音楽で誕生させた「愛しました」の意味を振り返った。

 一方、ミュージカル「愛しました」は10月27日まで城南アートセンターのオペラハウスで公演される。
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