フジイ・ミナ(藤井美菜) の最新ニュースまとめ
本作は、月に一度だけ姿形が全く別人になってしまうスター女優ハン・セゲ(ソ・ヒョンジン)と、人の顔を認識できないエリート御曹司ソ・ドジェ(イ・ミンギ)が、運命のような恋に落ちていくロマンチック・ラブストーリー。回を追うごとに視聴者を虜にし、最終回の視聴率は初回の2倍以上を記録!さらに、TV話題性ドラマ部門(グッドデータ・コーポレーション調べ)で1位を獲得し、出演者部門でもイ・ミンギとソ・ヒョンジンが1、2位を独占するなど、“最旬ドリームカップル”が紡ぐ、胸キュンシーン満載の奇跡の物語にハマる人が続出した。
藤井も「設定が非現実的なので、どうなんだろうって思ったんですけど、まんまと心を奪われてしまいました」とすっかりハマったそうで、イ・ミンギ演じるソ・ドジェについては「女性はギャップ萌えがあるじゃないですか。だから、初めは冷たく見えて、人間味がないなって思ったんですけど、ちょっとずつ可愛らしい部分が見えてきて、そこから心がキューンって奪われてしまいましたね(笑)」とツンデレぶりに魅了された様子。ソ・ヒョンジン演じるハン・セゲについては、「礼儀知らずの高慢な女優さんなのかなってところからスタートするんですけど、体が変わってしまうという弱みを持っていて、本当はすごく魅力的で優しくて、心の温かい女優さんなんだなって感じました。そこから感情移入が始まって、“2人がうまくいきますように”っていう視線で見ていました」と一視聴者として、楽しんで見たという。
本作は、大ヒット映画「ビューティー・インサイド」を原作にしているが、ドラマ版では、姿が変わる設定を男性から女性へと変更し、男性主人公にも人の顔が認識できないというオリジナルの設定をプラス。藤井は「映画では男性役が毎日変わるので、相当な数の役者さんが出演されていたんですよ。だから、ドラマ化されるって聞いたとき、韓国中の役者さんが出演しなきゃいけないんじゃないか?って(笑)。でも、うまいこと設定を変えられていて、女性の固定のキャラクターがいることによって、感情移入もしやすくなっていましたし、ドラマならではの魅力的な設定だなと思いました」と役者らしい目線での感想も。
ちなみに、“イケメン御曹司”は韓国ドラマでは鉄板キャラだが、「ソ・ドジェみたいな男性に惹かれるタイプ?」と聞かれた藤井は「初めの頃は、人の顔が認識できないことを隠しているので、相当冷たく見えるんですよね。だから、私が個人的にお会いしたら、その段階で“ヤダー”と思って、会わなくなっちゃいそうなので、そこは忍耐で乗り越えて、その先に見えるものがあるんだなってことを学びましたね(笑)」と答え、「ハン・セゲのように、もし別人になれるとしたら?」聞かれると、「ドラマの中でも、途中でイケメン男子になるんですけど、男の人の人生って、自分では生きてこられなかったし、役でも演じたことがないので、ここはガラリと、男の人になるっていうのがいいかなと。イケメン男子になって、女の子をたぶらかしてみたいです(笑)」と大胆な回答で、会場を爆笑させた。
そして、ドラマの見どころとして、「主役のお二人が、非現実的な設定にもかかわらず、すごくリアルなお芝居をされていて、特に私は女性として、ソ・ヒョンジンさんのすごく現実味のある、地に足のついた感じのお芝居に感情を奪われました」と二人の演技力を注目ポイントに挙げ、ドラマの魅力を語った。
藤井自身も、韓国のドラマや映画などに出演し、活躍中。「初めてのお仕事が日韓合作ドラマで、もう8年前なんですよ、恐ろしいことに(笑)。早いですね~。韓国語を勉強し始めてからは12年経ちます。『冬のソナタ』にハマって、大学の第二外国語で韓国語を選んだのがきっかけだったんですけど。なので、こうやって自分も作品に関わらせていただくのは、いまだにすごく不思議な気持ちがしています」と振り返り、いまや韓国で活動する日本人アイドルがかなり増えてきたが、8年前はほとんどいなかった状況。「当時は日本の芸能人っていうだけで、ちょっと珍しい感じで、韓国語を話せるっていうのも個性的なポイントだったんですけど、いまけっこう普通に皆さん、ペラペラしゃべっていますからね。すごく刺激を受けています」と語った。
最近では、今年7月から9月まで韓国で放送されたSBSドラマ「ドクター探偵」に出演。韓国ドラマへの出演は、久しぶりとなったが、「6、7年前、『ドラマの帝王』に出演させていただいたときは、ほとんどシャワーもできず、寝ずに現場に入るって方が多い状況だったんですけど、最近は事前制作が増えてきて、『ドクター探偵』も2、3か月ぐらい前から、撮影に入りました。“余裕を持って、撮影できるようになったのよ”って皆さんおっしゃっていたので、それはちょっと良かったですね」と制作現場の変化も。
「以前は台本が撮影前日の夜とかに来ちゃって、準備どうしよう、覚えるのに必死だみたいな、そんな中で撮影されていたのが、いまはじっくり粘って撮影もできますし、準備もたくさんできるように、さらにパワーアップしていると思いますね」と明かした。
また、韓国のエンタメ作品の魅力については、「ドラマの場合、週2回放送で、1話が60分を超えるぐらいなので、分量としては、日本の2倍以上あるわけじゃないですか。なので、どうしても(撮影スケジュールが)タイトになるわけですけど、その中での瞬発力が皆さん素晴らしくて、そういう環境の中での面白さがあるのかなって思ったのと、今回現場ですごく感じたのが、皆さんけっこう自分のセリフを変える方が多いんですよ。日本だと、そこまで多くないんですけど、今回のドラマは、俳優同士で話し合いながら“セリフをこう変えるから、それに対して、相手はどう答えると思う?”みたいなところから現場がスタートして、監督に“ここを変えるから、どうぞよろしく”みたいな。台本という枠にとらわれないドラマの作り方が韓国の現場ではあるんだなって。それがまた韓国ドラマをさらに面白くするポイント、味付けになっているのかなと思いましたね」と分析した。
そんなこれまでの活動を通し、「韓国で活動することによって、国境とか関係ないなって。すごくボーダレスな気持ちになれたので、俳優として、限界を作らずに、いろんな国で挑戦できたらなって、夢が大きくなった気がします」と笑顔を見せた藤井。しばらくは日本の作品に出演する予定だそうだが、最近YouTubeを始めたという。「YouTuberになっちゃいました(笑)。最近、韓国の俳優さんたちって、すごくYouTubeをやられてるじゃないですか。私もすごくビックリだったんですけど、それなら私もやってみようかってことで(笑)。私も外国人として、韓国を楽しむ映像だったり、語学の勉強法だったり、いろいろ発信していきたいなって思いながら、楽しんでいます」と週1ペースで更新しているというYouTubeへの意欲も見せた。
そして、最後に「韓国ドラマは1話を見ると、2話が見たくなって、2話を見ると3話が見たくなって、次がどんどん気になる展開のものが多いと思うんですが、これもまさにそんなドラマです。なので、DVDってまとめて見られるので、1話を見て、どんどんハマっていただければなと思いますし、私もこれから日韓両国で、女優として頑張っていきたいと思いますので、どうぞ応援のほう、よろしくお願い致します!」とあいさつし、上映前のトークショーを締めくくった。
この後、マスコミ向けの質疑応答にも応じ、「映画は美しく、切ないようなお話だったんですけど、ドラマはもうちょっと甘い要素も加わっていて、映画とはまた別のものとして楽しませていただきました」と改めて作品の感想を語った藤井。
イ・ミンギ&ソ・ヒョンジンのラブラインに加え、アン・ジェヒョン&イ・ダヒのもう1つのラブラインももっと深く見たかったと思うぐらい、こちらのカップルにも注目だという藤井だが、2人の男性のうち、どちらに惹かれるかというと、ソ・ドジェ(イ・ミンギ)だとか。「弱みを持った男性っていいな、ってところから始まって、完全に持っていかれちゃったので、結局そのギャップみたいなところなんでしょうかね(笑)。あと、後半になると、恋愛慣れしていないからこそ、連絡が来ないとソワソワするとか、ちょっとしたところで、無邪気に笑っちゃうとか、女性がキュンキュンするポイントがたくさんあって、ステキなキャラクターだなと思いました」とその理由を語った。
また、ハン・セゲがイケメン男子に変身したのを利用し、周りの人を助けるシーンや、ソ・ドジェの母からゲイ疑惑をかけられたシーンがツボだったと、印象的なシーンも挙げた藤井。最近はヨガやジムに通いながら、睡眠をしっかりとって体調管理をし、YouTubeを始めたことで、いままであまり知られていなかったサバサバした一面や大ざっぱな一面がバレてきた、と自身のギャップについても触れ、終始笑顔で魅力を振りまいた。
「非現実的な設定も、キュンキュンポイントとして楽しんでいただきながら、リアルなお芝居に感情移入して見ていただける、すごく魅力のたくさん詰まった作品になっていると思います」と藤井美菜もオススメする「僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~」のDVDは、11月2日(土)よりリリースされるので、要チェック!
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