『親切なクムジャさん』の決定的なシーンBEST 5を公開する。
チェ・ミンシク の最新ニュースまとめ
<b>1.「アンタもね」</b>
出所後、冷たく変わるクムジャさん。伝道師が「善良に生きなさい」といいながら渡した豆腐(※)を引っ繰り返し、冷ややかな無表情で投げつける一言「アンタもね」。このセリフは絶妙なシーンと一針のセリフが調和し、観客が一番印象的なシーンとして選んでいる。「アンタもね」は、今夏最高の流行語でもある。
<b>2.「早く死ね~」</b>
体の自由がきかなくなった刑務所仲間の世話をしてやる親切(?)なクムジャさん。しかし実際は、他の仲間たちをいじめていた彼女(一名“魔女”)に、3年間洗剤入りの飯を食べさせている。明るく笑いながら親切にしてやる姿が非常に印象的だ。
<b>3.「先生、私、妊娠したんですよ… に・ん・し・ん」</b>
美しく無邪気だった少女イ・クムジャ。不良女子高生を演じるイ・ヨンエの姿は、観客が注目するシーンのひとつ。映画を観た観客は、あまりにも自然で可愛らしいイ・ヨンエの変身に、驚きとともに褒め言葉を惜しまなかった。
<b>4.「人は罪を犯したら贖罪しなければならないの。“贖罪”分かる?」</b>
娘ジェニーを抱き、自分の罪を告白するクムジャさん。このシーンで、韓国語ができないジェニーと英語ができないクムジャさんの間で、英語講師“ペク先生(チェ・ミンシク)”が通訳をする。母性に対する深い悲しみとともに、ハングル字幕同時翻訳など独特な演出方式が際立つシーンとして大きく話題を集めている。
<b>5.「・・・・・」何も言えないクムジャさん。白い雪が降るエンディングシーン</b>
映画初盤、伝道師が渡した豆腐を拒否した姿とは違い、クムジャさんは今は豆腐のケーキを自分で作る。自分の罪を認め、救われようと努力したが決して自由ではなかったクムジャさん。豆腐ケーキに顔を埋めて泣いてしまう彼女を、娘ジェニーが後ろからぎゅっと抱きしめてやる。空から舞い落ちる白い雪と同じくらい、非常に感動的で美しいシーン。
『親切なクムジャさん』は7月28日公開、韓国国内観客の愛を一身に受け、来たる9月3日にベニス映画祭で公式上映され、全世界の観客に会う準備をしている。
※韓国には、出所した人に豆腐を贈る習慣がある。昔は刑務所では満足な食事が与えられなかったので、栄養価の高いものを食べさせてやろうという意味のほか、「真っ白(清廉潔白)な人間になるように」という意味もある。
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