IDF世界会議には糖尿病に関連する230の学会や協会の代表、医師、専門家、約50の製薬会社の関係者など合わせて約1万人が170カ国・地域から参加する。
1日には欧州、北米、西太平洋、アフリカ、中東、東南アジアなど7地域に分かれて会議が開かれた。2日午後6時から開会式と歓迎レセプションが開かれる。
開会式には韓国保健福祉部の金剛立(キム・ガンリプ)次官、釜山市の呉巨敦(オ・コドン)市長、IDFの趙南翰(チョ・ナムハン)会長など約3000人が参加する。
3日から6日の閉幕まで約180の会議や発表(セッション)、展示会などが開かれる。
3日午前8時半から会議と展示会が同時進行される。
会議では糖尿病と関連した環境、妊娠、脳、肝臓、心臓、心理治療、栄養、心の健康、神経、肥満、うつ病、薬物治療など医学のあらゆる分野の研究成果が発表される。
1315件の論文の要約(抄録)が扱われ、ポスター展示論文が1007件、論文発表が308件に達する。
IDF展示会には多国籍製薬会社、医療機器企業など135社が参加し、310のブースを運営する。この展示会の一般入場は制限される。
釜山市が後援する国際糖尿産業展には約100社が200のブースを構える。一般に公開されるこの産業展では糖尿病に関連した食品などが展示される。来場者は血糖値のチェックなど、糖尿病に関連した検査や相談も受けることができる。
「内分泌・公衆保健」「臨床治療と研究」「糖尿病と共に歩む人生」「社会と文化そして糖尿病」などをテーマに各分野で功績があった人に対する表彰式も開かれる。
IDFは医療関連の非政府国際機関としてはトップ3に入る規模で、1950年9月23日オランダ・アムステルダムで創立され、現在はベルギー・ブリュッセルに本部がある。
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