【ソウル聯合ニュース】ソウル市鍾路区が、区内にある敦化門路の活性化に向けた事業を推進する計画だ。 朝鮮王朝時代の宮殿、昌徳宮から清渓3街交差点まで続く敦化門路は、朝鮮王朝時代に王が外出時に地域住民と直接対面したとされ、「王の道」と呼ばれる。 鍾路区は活性化事業を通じて敦化門路を伝統と現代が調和する「第2の仁寺洞」として造成することを目指している。 地域住民や商工業者でつくる「敦化門路文化保存会」を積極的に支援し、敦化門路ならではの文化行事やフェスティバルを開催する。国楽(韓国伝統音楽)専門公演場のソウル敦化門国楽堂などと連携し、伝統文化プログラムを運営するほか、敦化門路の一部区間を歩行者天国にし、公演なども行う。 また、民間団体を対象に住民参加事業を公募し、選ばれた団体には最大500万ウォン(約50万円)を支援する。 金永棕(
キム・ヨンジョン)鍾路区庁長は「敦化門路が観光客はもちろん地域住民から親しまれる場所に生まれ変わることを願っている」と述べた。
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