韓銀AI分析、正恩氏は「内部で解放準備」

韓国銀行が人工知能（AI）で北挑戦の経済論文を分析した結果、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長が対外的には閉鎖・孤立を掲げながらも、内部的には改革・解放を推進中との結果が出たことがわかった。

キム・スヒョン の最新ニュースまとめ

　KDI国際政策大学院のソン・ウク教授と韓銀のキム・スヒョン研究員は19日、「北朝鮮経済研究で分析した経済政策変化:テキストマイニング （text mining）接近法」報告書で、「北朝鮮経済論文タイトルで、テキストマイニング 技法によって分析してみると、正恩氏は統治中、北朝鮮は外部的に自強力第一主義（北朝鮮自体の力と技術、資源で強い国家を建設）、国産化奨励政策など閉鎖・孤立主義を掲げるのと同時に、内部的には改革・解放のための計画を推進しているとの結果を得た」と明かした。

　なお、テキストマイニングとは大量のテキストデータから有益な情報を取り出すことの総称。自然言語処理により文章を分割し、キーワードの出現頻度や関係性などを分析することが可能となる。