新型コロナウイルスの感染者が出た慶尚北道・清道の病院(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの感染者が出た慶尚北道・清道の病院(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は22日、前日の午後4時から22日午前9時までに新たに142人の感染が確認されたと発表した。韓国での感染者数は計346人となった。 新たに感染が判明した142人のうち、131人は南東部の大邱市(28人)と慶尚北道(103人)で確認された。このほか、釜山市、京畿道、忠清北道でそれぞれ2人、大田市、光州市、全羅北道、世宗市、済州島を行政区域に持つ済州道でそれぞれ1人の感染が確認された。 新たな感染者のうち、集団感染が発生した大邱市南区の新興宗教団体「新天地イエス教会」に関連した人は38人。地域別では大邱市が24人、慶尚北道が10人、釜山市、京畿道、光州市、世宗市がそれぞれ1人。 また、すでに感染者が出た慶尚北道・清道の病院に関連した人は92人で、このうち同病院に入院していた50代の女性が死亡した。韓国での死者は2人に増えた。 大邱市と慶尚北道での感染者は、前日までに判明した人を含め計283人に増えた。 同教会での感染者は前日までの131人から169人に増えた。清道の同病院での感染者は計108人。 一方、感染の有無を調べるために検査を受けた人(感染者除く)は22日までに1万9275人で、このうち1万3794人は陰性だった。残りの5481人は現在検査中だ。 中央防疫対策本部は、午前10時(同9時時点)と午後5時(同4時時点)の1日2回、新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
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