米、新型コロナで初の死者”大邱への渡航禁止”を発令

米国で新型コロナウイルスによる死者が発生し、米国が韓国の一部の地域に対し渡航禁止令を発動した。

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米国は先月29日（現地時間）、韓国の新型コロナウイルスの拡散について、韓国の一部の地域に対して米国務省の渡航警報を最高レベルである“渡航禁止”に格上げしたと伝えた。

マイク・ペンス米副大統領はこの日の記者会見で先のように語った。また韓国の一部の地域がどこであるかについて具体的には明かさなかった。しかし米国務省はホームページを通じて“大邱（テグ）”と明示した。

米国務省は大邱地域だけを渡航禁止であるレベル4に上げ、韓国の残りの地域はレベル3である“渡航再考”に引き続きとどめた。

米国務省はレベル1であった韓国に対する渡航警報を先月の22日にレベル2に上げたのに続き、その4日後の26日にレベル3に上げ、再びその4日後に最高レベルであるレベル4に上げた。

このこととは別に、米国疾病予防管理センター（CDC）は先月24日、すでに韓国に対して最高レベルであるレベル3（警告）の渡航警報を発令している状態である。

このように米国が電撃的に大邱への渡航禁止を発令したのは、この日に米国で初の死者が出たためであるとみられている。