韓国大統領府、きょうNSC開催…日本の入国制限措置への対応など議論

韓国青瓦台（大統領府）国家安全保障会議（NSC）は6日午前、常任委員会会議を召集し、日本政府の韓国からの入国者2週間隔離方針について議論する。この日、常任委員会会議が終わり次第、日本の措置に対するNSCの立場が発表される予定だ。

　前日（5日）、日本の安倍晋三首相は、新型コロナウイルス対策本部で韓国と中国からの入国者に対して2週間、指定場所で待機し、日本国内で公共交通機関を利用しないよう求めると発表した。

　これに外交部は「これまで日本側に追加措置に対する慎重な検討を複数回にわたって促したにもかかわらず、事前に我々と十分な協議もなく、こうした不合理で過度な措置を取った。極めて遺憾だ」とし、「今回の措置を直ちに再考することを強く求める」と述べた。

　チョン・セギュン首相はこの日午前、中央災難（災害）安全対策本部会議で「昨日、日本政府が韓国人に対して、事実上全面的な入国禁止措置をとった。非常に遺憾に思う」とし、このような過度で不合理な措置を直ちに撤回するよう促した。