7日午後1時、水原市勧善区金谷洞のある薬局前。政府が1人2枚購入というマスクに関連する政策を新たに出したが、マスクを購入するために長蛇の列をつくる市民の姿はあちこちで目撃された。
薬局の前には、高齢者や親と手をつなぐ子どもまで、様々な年齢層の市民がマスクを購入するために待機していた。
子どもを連れて来た親たちはパスポートや医療保険証を持参していた。
薬局関係者は「マスクはあと50枚しか残っていません。ここからの人は購入できません」と並んで待っている市民に説明した。
ある老人は「3か所の薬局を訪れた。どこも完売だったのでここまで購入しに来たが、ここでも購入できないなんて…」と言って、薬局を去って行った。
マスクを購入した他の高齢者は、「ハナロマートや郵便局でマスクを販売するときは、4時間程並んだが、今回は40分程度だった」とし、「まだましな方だ」と語った。
別の市民は「1人当たりマスク2枚を買うために、時間がかかり過ぎる」と不満を募らせた。
薬局では、購入者の身分証明書を確認した後、マスクを購入するシステムに記録をすることではじめて市民にマスクを販売できる。
そのため、子どもを連れてきた市民は、医療保険証やパスポートを持参して薬局の前に並ぶ姿も目撃された。
ある親は「今日は気温がまだ高いので良かったけれど、寒い日に幼い子どもたちを連れて出てくると風邪にかかりやすい」とし、「幼い子どもを連れて薬局で1時間以上待つことは容易ではないため、政府が検討して新たな政策を出してほしい」と述べた。
現金を事前に準備すると、時間は少し短縮できるが、カードで支払う場合、決済時間まで合わせて、1人当たりの購入時間は約25秒程度かかる。
マスクの購入をできなかった市民は、薬局の店員にいつ再び購入できるか尋ねたが、「配送時間が一定ではないため、いつ入荷するかは分からない」と述べた。
政府が新たに用意したマスク販売政策の実効性について、疑問を示す市民もいた。
ある市民は「出勤途中に薬局に立ち寄ったが、購入できなかった」とし、「販売時間もバラバラであるため、労働者がマスクを購入することはとても困難だ」と述べた。
なお、生まれた年に応じてマスクを購入できる曜日が異なる「マスク5部制」は、今月9日から施行される。
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