イタリアでの新型コロナウイルスの感染者数が3万人を越えた中、イタリアに住んでいる韓国人と留学生たちの不安はどんどん大きくなっている。韓国に帰国するのも困難な状況であるうえ、現地で差別まで受けている現状である。
イタリアのパルマに住んでいるある韓国人は韓国メディアとのインタビューで、現在イタリアにいる韓国人たちの状況を伝えた。この韓国人は声楽の勉強のため2年間イタリアに住んでいる留学生である。
イタリアの現地の状況で最も主だった差別は、韓国人に向けた若いイタリア人たちの“差別的視線”だという。
「もちろん、親切に笑って接してくれるイタリア人たちもいる」としながらも「特に若いイタリア人たちは、ウイルスなどの言葉を口にしながら『消え失せろ』という場合が多い。商店で計算したときはお釣りを投げる店員もいた」と語った。
また「韓国直行の飛行機は欠航になって久しい」、「経由して行く方法はあるが、イタリア発の飛行機自体も他国から受け入れられていない状況となっていて、なかなか難しい」とも語っていた。
今のイタリア国内の状況については「都市ごとの移動はもちろん、近くへの外出さえも統制されている状況である。外出をするなら必ず事由書を予め作成し所持していなければならない」とし「汽車の駅などには警察官と軍人たちがいて事由書を見せ確認を受けて移動しなければならない」と語った。
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