慶尚南道の選挙管理委員会は25日、総選挙の模擬投票を行った。新型コロナウイルスの感染が広がっていることから、体験する人はマスクと使い捨て手袋を着用している(同委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
慶尚南道の選挙管理委員会は25日、総選挙の模擬投票を行った。新型コロナウイルスの感染が広がっていることから、体験する人はマスクと使い捨て手袋を着用している(同委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国で26日午前9時、300人の国会議員を選ぶ4年に一度の総選挙の立候補の届け出が始まった。締め切りは翌27日の午後6時。総選挙は4月15日に投開票される。

 小選挙区の候補者は、政党の推薦がある場合は党の推薦書を、無所属なら有権者の推薦状を添付し、各選挙区の選挙管理委員会に届け出る。

 比例代表の議席配分には今回から新たな仕組みが設けられる。各政党は候補者が民主的な審査と投票を経て推薦されたことを証明できる資料を提出しなければならない。

 立候補届け出の状況は中央選挙管理委員会が運営するウェブサイト(http://info.nec.go.kr)で公開される。投開票当日まで、各候補者の資産や兵役の履行状況、前科、学歴、納税状況なども確認できる。

 また、4月5日からは政策や公約を伝えるウェブサイト(http://policy.nec.go.kr)で、各政党と候補者が提出した資料の閲覧が可能だ。

 選挙運動は4月2日に正式にスタートする。

 満18歳以上の有権者は在外投票(4月1~6日)か期日前投票(4月10~11日)、当日(4月15日)の投票を通じて一票を行使することができる。

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中で実施される今回の総選挙は、政界の勢力図再編だけでなく、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対する中間評価、さらに2022年の大統領選挙の前哨戦という意味合いを帯びる。与野党は総力戦で臨む構えだ。


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