韓国で行われている国会議員選挙の事前投票のきのう(10日)の初日、韓国全国での投票率は12.14%と集計された(提供:news1)
韓国で行われている国会議員選挙の事前投票のきのう(10日)の初日、韓国全国での投票率は12.14%と集計された(提供:news1)
韓国では、国会議員選挙の事前投票がきのう(10日)から今日までの二日間行われるが、きのうの初日、韓国全国での投票率は12.14%と集計された。去る2014年から事前投票が韓国全土で導入されたが、それ以降で最も高い同時間帯での最高記録である。本投票日を避けた“社会的距離確保”の影響が大きかったとみられている。

この日、投票が開始された11時間後の午後5時ですでに“10%”を突破して歴代最高投票率の勢いがつづいていた。

韓国の中央選挙管理委員会によると、この日午後6時基準で全国4399万4247人の有権者の内、535万9786人が事前投票を終えた。新型コロナウイルス感染症を心配する有権者たちが長蛇の列をつくり、本投票日よりも2日間にわたって実施される事前投票を選んだものとみられる。

これにより今回の二日間の最終事前投票率は、2017年の総選挙の最終投票率である26.06%を上回るものと選挙管理委員会は予想している。

一方、ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領夫妻もこの日の午前、ソウルの住民センターで事前投票を行なった。今回の選挙の投票率を高める趣旨もあると青瓦台(韓国大統領府)の関係者は説明した。

その場で文大統領は「本投票日に人が多く集まるかもしれないので、事前投票に参加して分散できたらいいです」と語った。

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