自己隔離者は異常症状がなければ総選挙の投票が可能…公共交通機関の利用は禁止=韓国(提供:news1)
自己隔離者は異常症状がなければ総選挙の投票が可能…公共交通機関の利用は禁止=韓国(提供:news1)
韓国政府が、新型コロナウイルスにより自己隔離となっている有権者向けの投票指針を用意した。自己隔離者が投票をする当日、疑われる症状があってはならず、投票所まで公共交通機関を利用して行くことはできないというのが主な内容だ。

また、自己隔離者は、午後5時20分から7時までの間に外出と帰宅を終えねばならない。出発・到着するたびに自己隔離アプリやメッセージで担当公務員に位置情報を報告する必要がある。

中央災難安全対策本部の第1次長(保健福祉部長官)は12日、政府のソウル庁舎において定例会見を開き、このように明らかにした。

まず、自己隔離者のうち投票が可能な者は、4月1日から14日の間、保健所から自己隔離通知を受けた者のうち、選挙当日15日に症状がない者に限定される。

これらの者は、投票所に移動する際、公共交通機関を利用してはいけない。歩くか、または自分の車で投票所に移動し、マスクを必ず着用しなければならない。

このように投票のために移動する過程において、必ず一人ずつ管理者が同行しなければならず、そうでなくても、これに準ずるレベルで管理されていなければならない。

投票所に到着しても、一般有権者の投票がすべて終わった後に投票することができる。それまでは、別の場所で待機しなければならない。

自己隔離者が使用する投票所には、保健用マスク、手袋を着用した専門の担当が配置されて、投票の過程を管理する予定である。

投票以外の目的で離脱すること防ぐために、自己隔離者の外出時間は、午後5時20分から7時に制限する。この時間内に家を出て、投票して帰宅するまでの全過程を終えなければならない。また、△家から出るとき、△投票待機場所に到着したとき、△再び家に帰って来たとき、これら全過程についてメッセージや自己隔離アプリで、担当公務員に報告しなければならない。

保健福祉部長官は「選挙関連機関と地方自治体は、防疫指針に基づいて有権者と投票管理員の感染を予防するなど、投票が安全に行われるように支援する計画だ」と明らかにした。

現在、自己隔離者のうち有権者が何人いるか把握されていない。福祉部はこの日、記者団全体へのメッセージを通して「自己隔離者数を正確に年齢別に区分しておらず、自己隔離者の追加および解除が毎日行われており、現在の時点で正確な自己隔離者の有権者数は把握が難しい」としている。
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