中央選挙管理委員会のロゴ(選管提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
中央選挙管理委員会のロゴ(選管提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国中央選挙管理委員会は13日、総選挙(15日投開票、定数300)を巡る投票を促す活動について、「親日清算」などの文言の入った横断幕の使用を認めない方針を明らかにした。 このほか、「国民生活の破綻」「積弊(積み重なった弊害)の清算」などの内容が入っている横断幕やプラカードの使用も禁止される。 選管は決定の根拠として、公職選挙法で定められた投票を促す活動に関する項目を挙げ、「特定政党または、候補者を支持・推薦・反対する内容を含む場合や、政党名や候補者の姓名・写真または、その名称・姓名を類推できる内容で横断幕や表示物を使うことを禁止している」と説明した。 また「市民団体やボランティアなどによる投票を促す活動は選挙運動期間中、制限なくできる」とした上で、ただ、横断幕やプラカードなどを利用した活動は、公職選挙法により、純粋な目的に限り許されると注意を促した。 投票を促す活動を巡っては、一部の選挙区で「親日精算」が含まれた横断幕を許可し、「国民生活の破綻」などの文言が含まれた横断幕が規制されたことで、与党側の活動は認め、野党側の活動を制限したとの指摘が出ていた。 この日の選管の決定は混乱を収拾し、公正性に疑問を呈する声を抑えるための措置と受け止められる。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 0