孫興ミンの７０ｍドリブル弾　英リーグ最高ゴールの候補に

【ソウル聯合ニュース】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属する韓国代表ＦＷ孫興ミン（ソン・フンミン、２７）の「７０メートルドリブル独走弾」が、リーグ史上最高のゴールを選ぶファン投票の候補に挙がった。　　プレミアリーグの放送権を持つ英放送局スカイスポーツ（電子版）は１４日（現地時間）、５０の候補からベストゴールを決めるファン投票を開始した。孫のゴールについて、「孫興ミンの疾走はトットナム陣営の奥からスタートし、バーンリー陣営を突っ切ってゴールネットを揺らした」と紹介した。　孫は昨年１２月、リーグ第１６節のバーンリー戦で、自陣から約７０メートルをドリブルで疾走して６人を抜き去ると右足で一撃を決めた。１９８６年のワールドカップ（Ｗ杯）メキシコ大会でアルゼンチン代表のマラドーナが６０メートル以上を単独突破した伝説のゴールに匹敵するという称賛の声も上がった。　一方、孫は２０１８年アジア大会での韓国代表の金メダル獲得により兵役特例の対象となっており、今月２０日に韓国南部・済州島にある海兵隊の訓練所に入所して３週間の基礎軍事訓練を受ける予定だ。新型コロナウイルス感染の拡大を受けてプレミアリーグが無期限延期されたことから、その間に基礎軍事訓練を受けることにした。訓練を終えれば英国に戻る。