中央選挙管理委員会によると、投票率は午前11時現在15.3%となっている。午前の投票率には10~11日に実施された期日前投票(投票率26.69%)は含まれていない。午後1時以降に発表される投票率に合算される。
投票時間は午後6時までだが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、自主隔離者は一般有権者の投票終了後に投票する。
開票は全国251か所の開票所で午後6時30分ごろから始まる予定だ。選管は、開票率が70~80%程度になるとみられる16日午前2時ごろには、小選挙区の当選者が明らかになると予想している。ただ、開票が遅れた地域や激戦が予想される選挙区は当落の判明に時間がかかるとみられる。
実際の開票が終了するのは小選挙区が16日午前4時ごろ、比例代表は16日午前8時ごろになる見通し。
今回の総選挙では小選挙区253議席と、比例代表47議席を合わせて300人の国会議員が選出される。
新型コロナウイルスによる国難克服を掲げて有権者に支持を訴えた進歩(革新)系与党「共に民主党」は、小選挙区で「130議席プラスアルファ」を見込んでいる。比例と合わせ、定数300議席の過半数を獲得するのが目標だ。
一方、政権審判や政府・与党の独走けん制を訴えた保守系最大野党「未来統合党」は小選挙区で「110議席プラスアルファ」、比例と合わせて125議席以上の獲得を目指している。
今回の総選挙は文在寅(ムン・ジェイン)政権に対する中間評価、22年の大統領選に向けた前哨戦という意味合いがある。結果により今後の政局も大きく動く見通しだ。
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